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国立病院機構栃木医療センター

市中病院

国立病院機構栃木医療センター

とちぎいりょうせんたー

国立病院機構栃木医療センター総合診療プログラム

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更新日:2024/07/23

臨床推論症例カンファレンス
心臓カテーテル検査も多く経験できます
訪問診療研修も可能です。
@栃木GIMカンファレンス
指導医と外来症例のフィードバックをしています
内視鏡センター:希望のある研修医には積極的に多くの内視鏡検査を指導していきます。
院内保育園完備(平成26年新築)
消化器内科指導医・総合内科指導医と一緒に内視鏡的胃瘻造設(PEG)をしています。
職員宿舎も完備(平成26年新築)
院内保育園完備(平成26年新築)

病院の早見表はこちら!

  • 指導医数(2024年度時点)

    6名

  • 在籍研修医数(2024年度時点)

    7名

    卒後3年次 3名

    卒後4年次 2名

    卒後5年次 2名

  • 給与

    詳細はこちら

  • 当直回数

    3回/月

    月3回程度の当直があります。当直に関しては希望に応じて指導医と一緒に行います。

採用関連情報

  • 病院見学実施日

    相談して日時を決めさせて頂きます。

  • 採用予定人数

    3人

  • 試験日程

    7月~9月の予定

専門研修・サブスペシャルティ

診察科内科
基幹施設/連携施設
基幹施設
連携施設
宇都宮協立診療所・生協ふたば診療所・ひばりクリニック・日光市民病院など
ローテーションスケジュール
ローテーション・スケジュールを見る
症例数
症例数を見る
サブスペシャルティ
■循環器内科指導医からのメッセージ
不整脈やでデバイス治療の専門家、冠動脈インターベンションの専門家、非侵襲的検査の専門家など、循環器内科医の中にもさらに専門に特化し注目を浴びる医師もいますが、若手がまず目指すべきは循環器ジェネラリストだと考えています。循環器から退院までを、すべてマネジメントできてこそ一人前の循環器内科であり、そこを超えたら特定の分野の専門医を目指せば良い。我々は施設基準外の一部のデバイス治療とカテーテルアブレーションを除いたすべての循環器内科の診療を実践することにより、循環器ジェネラリストを目指しています。

■消化器内科指導医からのメッセージ
日常の診療で消化器疾患の患者さんを多くみていると思います。今まで内視鏡検査や超音波検査をオーダーする機会が沢山ありませんでしたか。その時、自分で検査してみたいと思ったことはありませんか。当院では、総合内科研修の一環として内視鏡検査も超音波検査も研修することができます。当科医師は2名と少ないですが、消化器病学会専門医、肝臓学会専門医、内視鏡学会指導医の資格を有し、総合内科医師や外科医師とも協力し、年3000件以上の内視鏡検査や治療を行っています。人数が少ない分上級医と綿密にコミュニケーションをとることができ、十分な件数確保もできるため、早い時期での手技体得が可能です。
さらに上記検査手技取得後に、胆膵内視鏡検査、消化管止血術や消化管腫瘍切除術などの内視鏡治療、胆嚢ドレナージなどの超音波下穿刺治療を一緒に行うことも可能です。
当科は、消化器手技もできるジェネラリストになりたい先生を応援します。
○レジデント1年間の目標内視鏡件数(希望者)
 上部内視鏡300件
 下部内視鏡150件
 ERCP 30件

診療科情報

診療科名病床数医師数指導医数平均外来患者数平均入院患者数
内科168床15名6名91名/日123名/日

内科

病床数医師数指導医数平均
外来患者数
平均
入院患者数
168床15名6名91名/日123名/日

その他の診療科情報はこちら

この研修プログラムの特徴

①ジェネラリスト・スペシャリストが一体となった内科診療
 総合医・各専門医は内科医としての共通基盤を重視し、常に診療、カンファレンス、勉強会等を合同して行っています。それぞれの専門性を共有しながらも、最新のエビデンスに基づいた内科診療を目指し切磋琢磨しています。

②病歴・身体所見・診断プロセスを重視した内科医
 入院・外来症例のカンファレンスを通して経験を共有し、病歴・身体所見を重視した臨床推論を学べます。また、診断プロセスの振り返りも定期的に行い、その共有・向上にも力を入れています。

③多彩な診療の場で活躍できるジェネラリスト
 病棟入院診療だけでなく、初診・再診・救急外来・訪問診療などの多彩な診療場面の経験を通して、どんな地域でも通用するジェネラルな内科医を育てます。また、検査・手技なども各専門医に指導を受けながらスキルアップできます。
 

こだわりポイント

  • 症例数が多い

    内科単科として診療しているため年間を通じてコモンからレア疾患まで多くの症例を経験できます

  • 福利厚生が充実

    職員宿舎や院内保育も完備。国家公務員共済組合法に基づく共済組合に加入できます。

  • 積極的に手技ができる

    ローテション形式ではないため年間を通じて継続した検査・手技が可能でスキルアップはかなり早いです。

  • 指導体制が充実

    研修医に好評の外来症例カンファをはじめ多くのカンファレンスや勉強会などで総合内科指導医・各サブスペ専門医からの定期的なフィードバックを受けられます

当院の内科医の1週間(例)

毎朝多彩なカンファレンスから始まり、内科初診・再診外来・救急外来に加えて、希望に合わせて内視鏡・エコー・心カテなど専門的な手技も年間を通じて研修できます。また関連施設での訪問診療研修も可能です。

朝カンファ
(A/Bチーム)
全体カンファ
※4週のみ
スタッフカンファ
朝カンファ
(A/Bチーム)
総合内科
スタッフカンファ
(総合内科スタッフ)※第3週
朝カンファ
(A/Bチーム)
午前病棟・外来等病棟・外来等
論文抄読会(全体)
病棟・外来等病棟・外来等病棟・外来等
午後病棟・外来等病棟・外来等病棟・外来等病棟・外来等プロテクトタイム
(専攻医)
夕方
 午前午後夕方
朝カンファ
(A/Bチーム)
病棟・外来等病棟・外来等
全体カンファ
※4週のみ
スタッフカンファ
病棟・外来等
論文抄読会(全体)
病棟・外来等
朝カンファ
(A/Bチーム)
病棟・外来等病棟・外来等
総合内科
スタッフカンファ
(総合内科スタッフ)※第3週
病棟・外来等病棟・外来等
朝カンファ
(A/Bチーム)
病棟・外来等プロテクトタイム
(専攻医)

週5日勤務で土日は完全オンコール制(当直制)になっていますので、オン・オフははっきりしています。

研修環境について

責任者
矢吹拓・内科医長
責任者の出身大学
群馬大学
当科病床数
168床
当科医師数
15.0名
当科平均外来患者数
91.0名/日
当科平均入院患者数
125.5名/日
在籍指導医(2024年度時点)
6名

医局・出身大学にはこだわりませんので、関東以外の出身者も多くいます。

専攻医・後期研修医(2024年度時点)
合計 7名

卒後3年次の専攻医・後期研修医数
3名


卒後4年次の専攻医・後期研修医数
2名


卒後5年次の専攻医・後期研修医数
2名


カンファレンスについて
定期開催カンファレンス・勉強会

① 合同家庭医療カンファレンス(毎週火曜 18:00~19:00)
[目的]
・家庭医療学の学びを深める
・専攻医にとって戻れる”ホーム”
・総合診療プログラムとして必須の評価を実施する
[対象]
・専攻医全員(他院出向中も含む)/隔週で実施
 
② 院内プロテクトタイム(毎週金曜 14:00~17:15)
[目的]
・心理的安全性のある環境での振り返り
・common diseaseの学びを深める
・外部講師から身体観察・EBM等を学ぶ
[対象]
・専攻医全員(院内研修中の専攻医メイン)14:00以降は業務フリー

③ 内科全体カンファレンス(毎週火曜 8:15~8:45)
[概要]
・毎週朝に内科全体が集まるカンファレンス
・チームが違うメンバーとも顔を合わせる貴重な機会

④論文抄読会(毎週火曜 12:00~13:00)
[概要]
・主要医学ジャーナルの主な最新情報が共有される

⑤志水先生論文ミーティング(毎週火曜 17:30~)
[概要]
・獨協医科大学の志水先生の論文指導
・症例段階から相談し、学会発表・論文化を目指す

⓺精神科医カンファレンス(毎月第2火曜 18:00~)
[概要]
・毎月1回精神科穴水先生と行っているカンファレンス
・事例ベースでディスカッション+テーマトーク

⑦ポートフォリオ発表会・合宿(年3~4回)
[概要]
・栃木県内の総合診療専門医プログラム(旧PC学会家庭医療専門医プログラムver.2)のプログラムがある、自治医科大学病院総合診療科、獨協医科大学病院総合診療科、済生会宇都宮病院、当院などが集まって、年3~4回零度行っているポートフォリオの発表会。
・レクチャー後に、発表×人数分という形式。

給与・処遇について

給与
月額600,000円
時間外手当 平均215,000円(平均45時間程度)
当直手当 20,000円/回
賞与 900,000円~/年(2回に分けて支給)
医師賠償責任保険
個人加入
宿舎・住宅
あり
住宅補助 27,000円/月
宿舎 50,500円/月

1LDK 50,000円 2LDK  70,000円 ※住宅手当対象    ※家財保険に別途加入

社会保険
厚生労働省第二共済組合
福利厚生
年次休暇・病気休暇・特別休暇等、育児休暇、詳細は当院ホームページをご覧下さい。
学会補助
あり

学会発表者のみ参加費及び旅費を補助(海外出帳は病院長許可必要、宿泊費は支給しない)年1回メイン学会のみ補助有り
当直回数
3回/月

月3回程度の当直があります。当直に関しては希望に応じて指導医と一緒に行います。
当直料
20,000円/回

休日・有給
土、日、祝祭日、年末年始、年次休暇20日、リフレッシュ休暇3日

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
相談して日時を決めさせて頂きます。
当直・救急見学:あり
見学時交通費補助:なし

随時見学を受け付けていますので、一度ご連絡ください。
試験・採用
試験日程
7月~9月の予定
選考方法
面接
採用予定人数
3人

応募資格
1)初期研修修了者もしくは令和7年3月までに修了見込みの者
2)医師免許取得後10年未満の者
応募連絡先
職員係 築島愛果
TEL:028-622-5241
E-mailtsukishima.megumi.fv@mail.hosp.go.jp

研修医の方へメッセージ

内科部長からのメッセージ

  • 内科部長矢吹拓

栃木医療センター内科では、現在総合診療の基幹プログラムで専攻医を募集しています。
また、内科プログラムのたすきがけ研修の専攻医の先生が研修しています。
総合診療プログラムのミッション・ビジョン・バリューは以下の通りです
【ミッション】
・ひとりの総合診療医として生涯学習を続け、患者・家族・地域を診る
【ビジョン】
・総合診療のコンピテンシーを学ぶ
・総合診療専門医を取得する
【バリュー】
・誰もが心身ともに豊かに成長できる場
・学年や立場に関係なく学び合う姿勢
総合診療のプログラムを通して、一生涯学び続ける総合診療医の基盤作りのお手伝いを致します。
病棟・外来・救急・在宅の多彩な診療の場での研修を通して、幅広い医療問題への対応を学ぶことが可能です。
また、専攻医同士の学び合いの場も複数あり、ともに学び成長できる環境があります。
興味のある方は、是非一度見学にお越し下さい。

現レジデントからのメッセージ

  • 専攻医笠原悠佑

栃木医療センターの総合診療プログラムは患者一人一人の生活に寄り添った医療を提供することを目指しています。最新のevidenceに基づいた医療を学びつつ、家庭医療の本質を学ぶことができる貴重な研修環境と感じています。個性的かつそれぞれ得意分野の違うスタッフの先生からは時に情熱的に、時に優しく指導していただき、臨床推論や患者マネジメントの能力の上昇を実感できます。また訪問診療や週一回の振り返りを通じて自然と生活背景に目を向けることできるようになりました。「患者」ではなく「目の前にいる誰か」を診ることにご興味のある方は、是非ご応募ください。

さらにメッセージを見る

栃木医療センターでの内科研修を終えて

  • 2015-2016年在籍吉野雄大

栃木医療センターで2年間過ごしました。振り返ってみると医師5年目、6年目の時期に主治医として責任ある仕事をしながら、経験豊富な指導医陣からも直接学べるというとても恵まれた環境だったように思います。小規模な体制ながら、日々カンファレンスで議論したことが次々と診療に反映されていき、よい結果が生まれた時にはさらに充実感が増していきました。小規模であるからこそのメリットがたくさん凝縮されています。実際に大腸内視鏡に関してはマンツーマンで指導していただき、短期間で検査に対する自信が持てるようになったことは今でも役立っています。また医師以外の診療スタッフにも大変恵まれており、顔の見える関係性から院内の連携も大変スムーズです。時に厳しく、時に温かく見守られ、医師としてだけでなく、人としても成長できる、そんな貴重な環境が今も忘れられません。

栃木医療センターでの内科研修を終えて

  • 後期研修医・2016年在籍宮永明子

私は、初期研修から3年間の大学病院での研修の中で、commonな疾患を自ら診断・managementする能力が欠けていると痛感し、医師4年目から1年間、本院内科で研修をさせていただきました。
本院の魅力は、教育熱心な先生が多く、指導体制もしっかりしていること、医師数が少ないため、多くの症例や手技を経験できること、内科が細分化しておらず幅広く疾患を診られることなどがあります。
実際の研修では、日々の病棟業務に加え、週に数コマある救急車対応、夜間一人での輪番当直勤務、初診外来や訪問診療、内視鏡やエコー検査など、幅広い経験を積むことができました。一人で診療することは多いですが、困ったらすぐに上級医や他科医師に相談できる垣根の低さにはとても恵まれていました。また、地域に根ざした病院であるため、社会的背景の複雑な市民を診ることが多々あり、患者の生活背景を把握することで、病気が見えたり、解決策が浮かび上がったりと、医師として患者のsocialな部分に目を向ける大切さを学びました。その他、医療従事者同士の連携が密で、病院全体で患者をサポートする環境が整っており、廊下ですれ違う職員同士が皆挨拶する温かい雰囲気は、当院ならではだと思います。

栃木医療センターでの内科研修を終えて

  • 後期研修医(2016年在籍)新美望

栃木医療センターの良さは適度な自由さとバックアップにあると思います。
6ヶ月の研修でしたが、自らが主治医として全てをマネージメントしつつ困った時にはどんな時間でも上級医に相談が出来ました。レア疾患の診断からcommon diseaseのevidenceに基づいた管理までしっかりと学べます。初診外来・救急外来・入院管理・外来でのfollow upの全てが可能で救急外来で自分が入れた患者さんを入院管理し、その後を外来で診ていくことが可能です。
日々患者さんの回復を見て、救急車で来た患者さんが歩いて帰るのを見られるのは医者として無上の喜びです。
また、私事ですが単身赴任だったのですが研修初週に子供が生まれました。栃木医療センターの先生方は、非常に助けていただいて毎週東京に戻って家族の時間を作ることが可能でした。
侠気のある優しい先生方と働けて非常に実りの多い半年を過ごすことが出来ました。

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