市中病院
茨城県立こころの医療センター
いばらきけんりつこころのいりょうせんたー
市中病院
いばらきけんりつこころのいりょうせんたー
11名
4名
卒後3年次 1名
卒後4年次 1名
卒後5年次 2名
卒後3年次(月給/年収)
年収 9,000,000円
3回/月
日当直:月1回、当直:月2回程度(精神保健指定医と2人体制)
随時受け付けております。
診療科名 | 病床数 | 医師数 | 指導医数 | 平均外来患者数 | 平均入院患者数 |
---|---|---|---|---|---|
精神科 | 276床 | 24名 | 11名 | 282名/日 | 197名/日 |
病床数 | 医師数 | 指導医数 | 平均 外来患者数 | 平均 入院患者数 |
---|---|---|---|---|
276床 | 24名 | 11名 | 282名/日 | 197名/日 |
茨城県立こころの医療センターは,公立の精神科病院であり,茨城県の精神医療の中核を担ってきました。スーパー救急病棟,急性期病棟,社会復帰病棟,合併症病棟,児童思春期病棟,医療観察法病棟を有し,外来は薬物問題専門外来,児童思春期外来,睡眠外来を開設しており,主要な精神疾患は,外来,入院とも全て経験可能です。
当院は警察官通報による措置診療を24時間365日受け入れており,精神科救急の最前線で診断,治療を研修することができます。難治性精神疾患の治療(クロザピン,修正型電気けいれん療法)は,年間を通して行われています。また,急性期を脱し社会復帰にいたるプロセスも,病棟およびリハビリテーション部の作業療法部門,デイケア部門と訪問看護を通して連続的に経験することができます。
児童思春期病棟は,茨城県に唯一の専門病棟であり専門外来と合わせて,多彩な症例を研修することができます。医療観察法病棟も県内で唯一であり,司法精神医学を学ぶ貴重な場であります。
薬物問題や睡眠障害は,昨今大きな社会問題となっており,外来および入院での診療を学ぶことができます。
専攻医は,基本的に指導医と同じ病棟で直接指導を受けて研修しますが,上記の領域で,それぞれの専門家による指導を随時受けることができます。
また,臨床研究部門を有しており,研究・学会発表についても指導を受けることができます。
連携施設としては,本県の精神医学の教育・研究・臨床を牽引している筑波大学附属病院があります。その他,民間病院として長年地域の精神科医療を担い,認知症疾患センターとしても活躍している栗田病院や石崎病院,さらに水戸市内で復職支援などのデイケアも開設している水戸メンタルクリニックも連携施設として加わっています。それぞれの施設では,臨床経験豊富な指導医や,トップレベルの研究を行っている研究者,相談しやすい若手の医師など多彩な指導者が専攻医を迎えてくれます。
<研修目標>
1.プロフェッショナルとしての知識と技能,人格を備えた精神科医となる
2.多職種や他機関,地域と連携する協調性を身に着ける
3.総合病院,民間病院・クリニックをローテートし,広い視野を持つ
4.精神保健指定医,精神科専門医の資格を取得する
<研修内容>
研修期間は原則3年間です。
1年次
• 指導医と一緒に統合失調症,気分障害,器質性精神障害の患者等を受け持ち,面接の仕方,診断と治療計画,薬物療法及び精神療法の基本を学ぶ。
• 特に面接によって情報を抽出し,診断が浮かび上がるような病歴を書くことができるようにし,良好な治療関係を構築し維持することを学ぶ。
• 入院患者を指導医と共に受け持つことによって,行動制限の手続きなど,基本的な精神保健福祉法の知識を学習する。
• 外来では指導医の診察に陪席することによって,面接の技法,患者との関係の構築の仕方,基本的な心理検査の評価などについて学習する。
2年次
• 指導医の指導を受けつつ,自立して面接の仕方を深め,診断と治療計画の能力を充実させる。
• 薬物療法の技法を向上させ,精神療法として認知行動療法と力動的精神療法の基本的考え方と技法を学ぶ。
• 神経症性障害および種々の依存症患者の診断・治療を経験する。
• 精神科救急に従事して対応の仕方を学ぶ。緊急入院の症例や措置入院患者の診察に立ち会うことで,精神保健福祉法の実際について学習する。
• 児童思春期の症例について経験する。
• 院内のカンファレンスで発表し,討論を行う。
• 地域の精神科クリニックにおける外来診療や,復職支援プログラムのデイケアを週1回出向して学ぶ。
• 論文作成や学会発表のための基礎知識について学び,茨城医学会での発表の機会を持つ。
3年次
• 指導医から自立して診療できるようにする。
• 認知行動療法などの精神療法を,上級者の指導の下に実践する。
• 精神科リハビリテーション・地域精神医療等を学ぶ。
• 他科と協働してリエゾン・コンサルテーション精神医学を経験する。
• パーソナリテイ障害の診断・治療を経験する。
• 地域医療の現場に足を運び,他職種との関係を構築することについて学ぶ。
• 学会や研究会などで症例発表し,症例報告として学術雑誌へ投稿することを目標とする。
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