社会医療法人愛仁会高槻病院

この研修プログラムの特徴

当院は北摂地域の急性期医療の重要拠点であり、年間6000台を超える救急搬送受け入れを行っている。循環器内科も、年間1000例を超える入院患者を持ち、豊富な症例をもとにRotablatorを含む高度なPCI治療を展開しており心血管インターベンション治療学会の研修施設である。また平成27年度から不整脈センターを立ち上げ、CRT-D植え込みやカテーテルアブレーション治療を開始する。新しい内科専門医制度への移行に対応して、内科全般の能力を身につけることを基本にしつつ、循環器疾患患者を中心に外来、入院診療を通して研修する。将来、内科の基本がしっかりとした循環器内科医として活躍できる専門的知識と技能をつける。後期研修1年終了時（卒後3年目）に日本内科学会認定医取得をめざす。そのため、後期研修中に希望があれば循環器以外の内科(呼吸器内科、消化器内科、神経内科、腎内科、内分泌代謝内科、血液内科)をローテートすることも可能である。柔軟性をもって受験必要症例の集積、知識・技術の習得にあたる。最終的に日本内科学会専門医、日本循環器学会専門医の習得を目標に研修を行う。また、学会活動も重視しており、日本循環器学会近畿地方会、日本内科学会地方会、日本循環器学会総会での発表を行う。
1年ごとに研修状況の評価を行うとともに、進路相談を行い、大学院進学や救命救急センターでの研修を含めできるだけ希望がかなうように配慮する。