指導医のインタビュー
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福井大学医学部附属病院
臨床研修
専門研修
指導医のインタビュー
「個性的な医師たちと学ぶ、福井大学の研修スタイル」
◇研修プログラムや教育指導体制の特徴は?
私が考える当院の特徴は、突出したものはありませんが、どんな方でも受け入れられるところだと思いますね。プログラムや日々の指導方法など尖った特徴がない分、勤務している人達の雰囲気など万人受けする懐を持っていると感じています。
当院は研究機関でもありますので、市中病院よりはアカデミックな経験も多くできるところは、大学病院としての特徴になりますね。例えば1つの症例をとってもケースレポートにしたり、学会発表にしたりといったハードルは他の市中病院よりも低いと感じますね、やりたい人がやれる環境があります。
◇福井県の良いところは?
良いところ、最近考えることもあるのですが…ないです(笑)人生のすべてを福井で過ごしてきて、その結果大切な人や大事にしたいものが県内に増えてきて…福井って普通なんですよ、大きな取り柄はないです。でもそれが意外と良いのかもしれません。都会は地価も物価も高いし、暮らすことがしんどそうに思えてしまいます。それよりは福井に住む方が良いと感じています。
一方で楽しみもあまりないですね。私は割とアクティブなので、楽しみを見出すために学会参加や趣味の音楽のライブなど、県外にもよく行きます。
ただ今やネットフリックスなどの娯楽は日本のどこにいても楽しむことができますよね。どこでそれを見るかの違いだけで…そうなると、福井のような地方にいても大差ないので、意外とこの落ち着いた福井も住みやすいですよ。
◇仕事のしやすさ
福井大学の卒業生はそれなりに多いです。自大学出身者からしたら学生だったころから勤務している先生方や教授もいらっしゃるので、その点はストレスなく研修を始められます。だからといって学閥みたいなものがあるわけではなく、他大出身者や県外から来た研修医や専攻医も多くいます。入ってしまえば出身大学の差は全くないです。
待遇や制度的な働きやすさを優先順位高く求めている方には合わないかもしれません。当院は上級医の先生方も含めて個性的なメンバーが集まっています。この個性的な先生方が楽しませながら教えてくれるのが、当院の強みなのではないかなと感じますね。
私自身も若い医学生さんと接したり、研修医の皆さんと一緒に仕事したりするのが好きなので、上下はあまり関係なくみんなで楽しめるような感じにしていきたいと考えています。




神経科精神科・助教
幅田加以瑛先生
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福井県立病院
臨床研修
専門研修
指導医のインタビュー
「伝統あるあたたかい指導と研修医の声を取り入れる柔軟性」
当院は1978年から一般医科大学出身研修医を受け入れ、経験と伝統ある指導を行ってきました。長年の研修医教育のノウハウをもとに医学的実力をつけるにとどまらず、患者さん一人ひとりの立場に立てる医師を育成するという観点から研修を行っています。総合的かつ高度な医療を提供する急性期病院で数多くの症例を経験できることに加え、目標となる素晴らしい医師や医療スタッフが皆さんを支援する充実した環境で研修を行うことができます。当院での研修を通じて、患者さんからもスタッフからも信頼され、頼りにされる医師になれるものと確信しています。
伝統的に院内全体で研修医を温かく指導する体制が整っています。オンオフの切り替えは明確であり、超過勤務の縮減や休みを取りやすい環境づくりなどさらなる勤務環境の改善に常に取り組んでいます。2024年度からの医師の働き方改革を踏まえ、勤務間インターバルの確保や連続勤務制限などに一早く取り組んでいます。研修医の声を取り入れて改善していく体制があり、広範多岐な点で日々進展しています。
「意志あるところに道は開ける」という言葉が私の好きな言葉です。これはアメリカ大統領 リンカーンの言葉ですが、医師教育にも通じるところが多いと思います。国家試験に合格したばかりの研修医は知識があるものの、それを医師としての仕事につなげていくことはまだ難しい状態です。しかし、強い意志を持って数多くの臨床経験を積むことにより、どのような患者さんにも対応できる初期対応能力を身に付けることができるようになります。医師教育に王道はないと思いますが、やる気のある研修医の皆さんに数多くの臨床経験を積ませ、上級医がフィードバックする体制を整えることがプログラム責任者の仕事だと考えています。
患者さんのことも一緒に働くスタッフのこともご自分のことも大切にできる医師になっていただきたいと思います。やる気に満ちた皆さんをお待ちしています。
初心を忘れずに、優しいお医者さんになってください。初期対応能力を身に付けたいという学生さん、研修医のみなさんは是非当院での研修を考えていただき、一度当院への見学に来ていただければと思います。




循環器内科主任医長
山口正人先生
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福井赤十字病院
臨床研修
専門研修
指導医のインタビュー
「メンター制を採用し心もしっかりサポートします」
当院の初期研修ではメンター制を採用している事が大きな特徴です。研修医は社会人一年目ですので、仕事や人間関係でのストレスを抱えると思います。そのため、相談しやすい環境を作り研修支援をする形を作りました。元々研修医に向けて立ち上げた養成プロジェクトでは、各科からプロジェクトメンバーを指定し、そのメンバーがメンターも兼ねて取り組んでいます。
また、当院の強みはSCUです。脳卒中センターがあり、この分野を学びたい先生が集まってきています。内科や外科の当直とは別に常駐で当直担当がおり、神経内科もしくは脳外科で血栓回収などを積極的に行っていますので、この分野を先進的に学べると思います。
DMATも当院は積極的に取り組んでおりますので、災害時に救護に行くという事も研修医が希望すれば対応できます。
福井県自体の高齢化が進んでいるため、治療だけでなく退院支援が難しい方が多くいます。それに対応するためソーシャルワーカーなど各職種とも連携し退院支援を行っている点も特徴の1つです。
今はチーム医療でないと成り立たなくなっているように感じていますので、コミュニケーション能力の高い医師が求められると思います。そういった医師を目指せるサポートを行っていきたいと考えております。
私自身何がベストかと考えることが多く、その時は患者さんやご家族とコミュニケーションをとり、納得のいく答えを導き出す事を何度も行ってきました。そういった誠実さを大事にしたいと常に思っています。患者さんやご家族から「その誠実さが一番良かったです」とお手紙をいただくことも多く、誠実な姿勢はやはり大事なことだと実感しています。この部分は教えるという事が難しいので、見て感じ取ってもらいたいです。
治療や手技など医者の仕事で面白いと思うこともたくさんあるので、前向きに取り組んでもらいたいです。福井県はおおらかな人が多い土地柄ですので、若い先生も診療しやすい環境です。
まずは自分の求めているものとマッチする病院を探して研修することが一番良いと思います。当院はそれに十分応えられる病院だと思いますので、ぜひ見学や研修先として当院に来ていただければと思います。




循環器内科部長
皿澤克彦先生
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福井県済生会病院
臨床研修
専門研修
指導医のインタビュー
「初期研修医の枠も拡大!患者さんへの対応をしっかり学べます」
当院は大病院にはないコンパクトな体制で、自分のペースで考えながら研修でき、プライマリーケアを目指す人にはとてもいい環境だと思います。逆に、3次救急ではないのでアグレッシブな救急を目指す方には少し向いていないかもしれませんが、医療の基本である患者さんへの接し方など初期研修の中で達成すべきことは全部そろっています。医局の雰囲気もオープンで、各科粒ぞろいの先生方にも気軽に質問しやすい事は大きなポイントになると思います。特に主体性が大事だと考えていますので、自分で考察しながら対応する能力が身につけられるような環境になっています。
その中で先輩方の良いところだけでなく、悪いところも見て、毎日取り組んでもらいたいと思っています。もちろん自身も先輩方、患者さんにも見られているという緊張感も持って診療にあたってほしいと思っています。
医師として過ごす中で、私も若い頃はうまくいかない事も多くありましたが、失敗は成功の基というように次につなげていこうと考えていました。遠回りに感じることもありますが、長い目で見ると近道の時もあると思いますので、いろいろ取り組むことは大事だと考えています。
日々研修をしていく中で昔から憧れていた医師像は忘れずに過ごしてほしいと思っています。
おかげさまで初期研修先の病院として人気が出てきているということもあり、初期研修の枠も8名だったのが今後は10名まで対応できるようになります。
将来どこに行こうかと不安な人も多いと思います。当院は金沢大学と福井大学の関連施設であり、両大学の医局に入る人も多く、将来的なことも見据えて入ってもらうのもいいと思います。もちろん、当院に後期研修医として残る道もあります。初期研修の二年だけでなくその先の目標も見えていると安心すると思いますので、当院で研修していただけたら後悔はさせません。
一度見学に来ていただければ当院の事をより知っていただけると思うのでぜひ足を運んでみてください。




外科医長
島田雅也先生
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新田塚医療福祉センター 福井総合病院
臨床研修
専門研修
指導医のインタビュー
「研修医の皆さんが、安心して着実な一歩を歩んでいけるよう、あらゆる面から支えます。」
皆さんは将来、医者としてどのように活躍したいか、イメージしたことがありますか? 論文で世界に貢献する道もあれば、病院の部長ポストに就いて地域医療のリーダーになる道もあります。開業医となり、地域密着型の医療で貢献するのも一つの選択肢です。初期研修医はそのようなキャリアの第一歩であり、すべてはこの一歩から始まります。
当院はすべての研修医が将来の自分の姿を描くことができるよう支援し、どの道を志しても飛躍できるように基本から丁寧に指導します。そして、充実した専門研修へとつなげていきます。プライマリケア、総合診療、救急医療の経験はもちろん、さまざまな手技経験の機会を提供します。さらに、学会発表や論文執筆への支援も惜しみません。また、当院の研修プログラムも時代に合わせて改善を図っています。
充実した研修が将来に繋がるよう、私たちも日々努力しますので、福井総合病院で共に切磋琢磨しませんか?




リハビリテーション科部長
林幸司先生
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市立敦賀病院
臨床研修
専門研修
指導医のインタビュー
「救急、初期対応力、手技も。将来必ず役立つ医師としての基礎を確実に。」
当院は330床の中規模病院ですが、2次救急ながら3次救急相当の重症症例にも日常的に触れることができます。また、common diseaseの多い急性期から慢性期、在宅・終末期医療まで幅広く経験できるのが特徴です。研修医の数が少なめな分、一人ひとりの関わる範囲が広く、気づけば自然と多くの手技を経験できるのも魅力のひとつです。dutyは比較的少なめですが、やる気次第で当直回数や症例数を増やすこともでき、研修の自由度が高く、伸びしろを自分で調整できます。各科との垣根も低く、スタッフ同士の顔が見える関係のため、研修中以外の科でも学びたいことがあれば積極的に学べ、相談もできる環境です。
「救急に強くなりたい」「手技をこなしたい」「総合診療力を高めたい」「研修後に自信を持ち働きたい」——そんな思いを持つ方にぴったりの研修先です。2年後自信を持ってどこでも働ける自分に、きっと出会えるはずです。




総合診療科・呼吸器内科医長
上田翼先生
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杉田玄白記念公立小浜病院
臨床研修
専門研修
指導医のインタビュー
「手厚い指導と救急での多様性。対応力のある医師へ」
救急での多様性というのが当院の大きなポイントであると思います。コロナの影響で少なくなっていましたが、大きな連休では観光客が患者として多く訪れ、沢山の症例を経験することが出来ます。県内で救命センターは2つしかありませんが、当院は救急医が常駐しており、研修医の先生をサポートできるような体制を持っているため、安心して研修していただけます。
大きい病院ではなく、研修医の数は多いとは言えませんが、その分少人数でのメリットを多く感じられると思います。
まず、研修医1人に対して指導医が1名以上付き、手厚い指導が受けられます。そして、手技に関して積極的に取り組んでもらえれば、頻度も多く、魅力的だと思います。さらに、プログラムの自由度は高く、研修を回っている中でも科を変更、調整することもできます。
そのため、見学に来て「こんなことしてみたい」と感じてくれた方には当院がマッチすると思います。
各科の先生や看護師さんに名前や顔も覚えてもらいやすく話がしやすい院内の雰囲気になっており、患者さんの人柄も穏やかで研修するのに恵まれた環境だと思います。
私自身はガンジーの「明日死ぬと思って生きなさい、永遠に生きると思って学びなさい。」という言葉が好きで、「今日会った患者さんにとって一番いいようになる」という事を考えています。研修医に対しても「ここは研修医の先生にティーチングケースで見てもらえそうだ」「キャパを超えていそうだからこちらで先回りして対応しておこう」など調整しながら対応し、都市部でも田舎でも、重症でも軽症でも診られるような医師を育てられるよう心がけています。
都会に行きたい学生さんは多いと思いますが、人柄も良く、関西へのアクセスもいい福井に興味を持っていただいた方、手技をしっかり行いたいと思う方は当院がマッチすると思います。見学に来ていただけたら、しっかりとご案内や説明を行いますのでぜひお申し込みください。




救急総合診療科医長
和田亨先生