先輩医師の声

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福井大学医学部附属病院

臨床研修 専門研修
先輩医師の声
「たくさんの同期と細分化されたプログラムが特徴」
研修先は福井県の嶺北地方を希望していたので、5病院の中から選びました。病院ごとの特徴や福利厚生はあまり重視せず、雰囲気を重視していました。
実は研修を希望する病院は別にあったのですが、実際に見てみると雰囲気があまり合わないと感じました。福井大学に在籍中、オリエンテーションで先生から県内の病院の特徴を聞く機会があり、その中で大学病院が自分に合うと思いました。自大学を選ぶことで初期研修に早くから集中できる「環境への慣れ」というメリットがあると思います。

実際に研修すると大学でしか診られないような症例から、一般的な疾患や外傷まで幅広く診ることができます。このように大学でありながら幅広い症例を経験できるのは当院の良いところだと思います。
初期臨床研修プログラムでは「内科」とひとくくりになっているのではなく、「消化器内科」などのように細分化されています。それぞれの診療科の立場でしかわからないことがあり、とても勉強になりました。
また、地域診療で他の診療科の力を借りたいという時に、どの先生にお願いすべきかわかりやすくなります。

先生方は研究をされていることもあり、教育熱心で、疑問に思ったことを質問すると周辺の事も教えてくださいます。そのため、存分に勉強できる点も魅力の一つだと思っています。無理に教えるというよりは、求められれば教えるというところで個々の自主性を伸ばす先生方の配慮を感じますし、思っていた以上のことを自分に任せてもらえ、それが増えることで、成長を実感できます。

同期は22名おり、自大学出身の割合が多いです。それぞれやりたいことが決まっており得意分野がある人も多く、聞くと誰かが答えてくれるという良い関係を築けています。
コ・メディカルの方も自分の積極性に合わせて声をかけてくれるため、研修中は雰囲気よく働けます。

これから初期研修先を探す人は、自分が何を優先したいかを考えて選ぶことが大事だと思っています。入った先が合わなければもう一回探し直すこともできるので、安心して研修先を探してみてください。
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福井大学医学部附属病院

齋藤晶子先生

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福井県立病院

臨床研修 専門研修
先輩医師の声
「1年目の幅広い経験。2年目で積極的に舵を切れる体制です」
大学は県外でしたが実家が福井県にあることと、以前 林先生のインタビューを見たときに「福井県の方は人柄がよく、穏やかな人が多い」と記載されていたことから、この環境で研修したいと思いました。
何科に行ってもコモンな疾患を対応できるように、初期研修中に多くの症例を見たいと考えていたため、救急科の研修が充実している病院をメインに探していました。先輩から聞いた話でも、最初からトリアージしに行き、問診して検査計画を立て、治療方針を考えるという一連の流れを責任もって一人で行える事や、救急医の先生が必ず24時間対応している事、一人の研修医に一人の先生が最初から最後まで責任をもって必ずバックアップしているという事だったので、「ここしかない!」と研修先に決めました。

実際に研修を行うと北米型のERというところも魅力的で、軽傷から重症まで幅広く経験することができます。たくさんの症例を見ることができ、入院が必要な患者さんか否かを判断できる感覚が、この2年間で研ぎ澄まされたことを実感しています。

1年目のプログラムは決まっていますが、2年目は自由に選択することができます。
1年目は救急などの必修科目を回ります。特に、6つの内科で病棟管理をしっかり学ぶことができます。常勤の先生と密に連携して治療方針を決めていくという形ですが、しっかり経験が積めたうえで、2年目に自由に選べる点は大きなポイントになると思います。2年目になると研修医が積極的に舵を切れるような体制になっており、医師としての自覚を持てたことで成長を感じられました。3年目以降はこの病院に残らなければいけないというわけではないため、その自由度も選ぶ際に知っていると安心できると思います。

医師だけじゃなく他のスタッフも優しい方が多く、いつでも聞ける雰囲気があります。「院内全体で研修医を育てよう」という意識が高い点も働いていてありがたみを感じています。

同期の数も当院が県内で一番多く、たすきがけの研修医も含めると17人います。とても仲が良く情報交換も活発に行いますし、プライベートでもご飯に行ったりします。それは3年目の先輩や1年目の後輩も同じで、当院の特徴ともいえます。

医師として働くうえで研修医としての2年間はとても大事だと思います。その中で過ごす環境は、特に重視して良いと思います。環境に恵まれた当院ではいいスタートが切れると考えていますので、仲間が増えることを心待ちにしています。
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福井県立病院

友田彩水先生

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福井赤十字病院

臨床研修 専門研修
先輩医師の声
「柔らかい人柄と熱心な指導に感謝しています」
この病院を選んだ理由について、実家が近く馴染みがあったこと、研修内容はもとより先生方の雰囲気や当直などの働き方に魅力を感じた点が挙げられます。待遇面も「やる気」を感じるポイントであったと思います。

見学に来た際には、研修医の先輩方や担当の先生などの人柄が柔らかく、相談しやすい雰囲気があったことが、私にとって大きな決め手となりました。この雰囲気は、実際に研修に入っても変わらず、指導医の先生方がレポートや課題に対して熱心に対応してくれたり、本を貸してくれたりするなど、しっかり見てくれました。

同期は11人と多すぎず少なすぎず、真面目で和気あいあいとしており、とても明るい雰囲気で研修中の支えになっています。また、当院の研修出身の若い先生方も多く、私たちをよく気にかけてくれ、手技などは上の先生にお願いして習得できるように動いてくれたため、裁量も大きくなり、やりがいを感じています。

研修プログラムとしては、1年目は必修科目が中心ですが、2年目からは必修以外の部分で希望を出せ、融通が利く部分も出てきます。例えば、三次救急の経験をしたいという希望があれば、京都や名古屋での研修も可能です。また、麻酔科には2か月間の研修があるため、手技の練習に毎日取り組めることが特徴的です。

救急外来でも、最初の頃は患者さんに対してなかなか動けない時もありましたが、経験を積むことで対応できることも増え成長を実感できました。当直でも一緒に入った先生から「先生がいなければ回らなかった」という評価をいただいたことが、私にとって大きな自信になりました。

マッチングでは不安を感じる学生の方も多いかもしれませんが実際に入ってみると、当院は安心できる研修環境を提供していると感じており、自信を持って当院での研修をお勧めします。
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福井赤十字病院

山田彬弘先生

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福井県済生会病院

臨床研修 専門研修
先輩医師の声
「成長の早さと、働きやすい環境が魅力です!」
勤務地は出身大学のある金沢、もしくは地元の福井との2択でした。待遇面もでは大きな差はないと感じましたが、福井では「やりたいことをしっかりやらせてもらえる」病院が多い印象を受け、どの病院でも良い研修が送れると感じ福井県で働くことを決めました。

その中で、お腹か脳どちらかをやりたいと考え、この両方に特色がある福井県済生会病院にマッチング希望を出しました。
精神科も志望であったので精神科もあれば100点でしたが、見学時に明るい雰囲気を感じられたことが当院を選ぶ大きなポイントとなりました。勤務後は、実際にコメディカルの方、特に看護師さんも研修医の先生に成長してもらいたいというような熱意も感じ、全体的に明るい職場であることを感じています。

また、研修医の裁量がかなり大きいことも当院の特徴です。
例えば救急当直については1年目から経験することができました。上級の先生が見てくださっている期間に経験出来て、ありがたく感じています。毎日の研修でいろいろ経験させていただくことで「これはできると思っていたけど、実際にやってみると意外とできないものだな」ということがあることに気づけました。
さらに、バックアップしてくれる先生方も熱心で、「ここまでは出来ていたよ」とフィードバックがもらえます。さらに、出来ないところは一緒に練習して下さり、また似たようなケースでチャンスをいただけました。一緒に考え、チャンスもくれPDCAサイクルのように回すことが出来、早く成長が出来る環境と言えます。
働き方についてはワークライフバランスも整っており、しっかりオフもいただけます。
現在の血液内科での一日のスケジュールは、8時頃集合~回診~病棟業務~勉強、発表や手技の準備~手技、勉強~おおむね17時15分には帰り支度をしています。
歩いて4分ぐらいのところに研修医宿舎があり、すぐ帰れるので趣味などオフを最大化できる環境です。

医学生としてはなにを基準に病院選びをしていいかわからなくなることがあると思います。そのなかで、私は特にインスピレーションを大事に病院選びを行いました。レジナビなどの病院のページを見て何か感じるものがあった時はぜひ病院見学をして話を聞いてみてください。実際に見て自分が選ぶうえで大事にしている部分との違和感がない病院を選んでみることをおすすめします。
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福井県済生会病院

吉田健太郎先生

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新田塚医療福祉センター 福井総合病院

臨床研修 専門研修
先輩医師の声
「学会発表の経験は大きな自信につながりました」
研修で一番大事なことは、自分がまずしっかりと研修を終えられることだと考えていたので、多忙過ぎない病院で自分がやりたい経験を積めると感じた病院を選びました。
特にこの病院は6年生の時に実習に来たのですが、アットホームな雰囲気があり、自分がやりたいことも出来、休みもしっかりと取れるのでいいなと思っていました。

働くうえで衣食住がしっかり提供されている点も大きな特徴だと思います。
まず、食に関しては食堂があり、お昼が無料で提供されます。次に、寮も今年出来た新築の寮で病院まで徒歩7分と近くにあります。広さも一人暮らしをするには十分すぎる広さです。
個人的に聞いたことがなかったのは白衣やスクラブとパンツも好きなものをカタログから選んで着ることが出来ることです。寮と白衣なども無料で、とてもありがたみを感じています。

研修プログラムの特徴は地域医療で2~10週間沖縄に行けることと、今1年目の先生たちの代からは北海道に救急で行けるようになったことです。県内の他病院へも行きたい科があれば1か月単位で行けるので柔軟でいい点だと思います。
また、実習の時から看護師さんからの優しさを感じましたし、たくさんいるスタッフの方々からも、患者さんにこんな事がありましたと教えていただけるので、それが診療に繋がっていると感じています。

先生方も知識と経験が豊富で、研修医へ「先生やってみる?」と経験を積ませてくれようとしていただいております。
私の場合1年目の際に3回学会発表をさせていただきました。これは他ではなかなか出来ない経験だと思います。その内一回はリハビリテーションの全国会で専門の先生方の集まる中で発表しました。1年目で行うという事で不安でしたが、しっかり調べ、知識を持っていけばキャリアのある先生方とディスカッションも活発に出来ると実感でき、とてもいい経験になりました。

この病院で研修する中で思ったのは、どこに縁が転がっているかわからないということです。この病院も実習が出来たから選びました。これから選ぶという人はいろいろな病院に出向いてその病院を実際に見ることが大事だと考えています。その中で「ここだ!」という病院が出てくると思いますので、いろんな病院を見学してみてください。
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福井総合病院

中谷友香先生

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市立敦賀病院

臨床研修 専門研修
先輩医師の声
「初期研修医の裁量が大きく、成長を実感できます」
学生のときから外科系に進みたいなと考えており、初期研修の段階から外科の手技が集められるような病院を探していました。加えて救急の初期対応における修練が積めるというのが、この病院を選んだ大きなポイントになりました。
当院の特徴として、初期研修医にも裁量を持たせてくれる環境があります。当直も月に何回入れるかなど、科の忙しさによって決めることが出来、自由度が高いです。
研修医のプログラムに関して、当院では次に回る科を1か月前に自由に決められるようになっています。例えば外科系を回っていて、内科の復習をしたい場合には内科を選ぶことも可能です。
他の救急指定病院に比べ小規模なこともあり、他の科の先生にも気軽に相談することができます。実際に入ってみて、これが一番良かったポイントだと感じています。

一日の勤務スケジュールは、午前中はカルテのチェックや回診、何かしらの手技があり、その見学をすることが多いです。午後はフリーな日もあり、他の科の手技や救急の見学に行くこともでき、自由度が高いです。

先輩と指導医の先生方はとても個性豊かで、一つの科を目指し勉強している先生や、総合診療をやるために頑張っている先生の姿も見ることができます。

私自身、二年目になり指導医や先輩の方からの指導のおかげで、救急をだんだん任されるようになってきました。入院患者についても「こういうところが問題になるのではないか」など自分から言えるようになり、日々成長を実感することができています。

自分がこういう風になりたいというビジョンがある方は当院での初期研修をおすすめします。自分の裁量をもってできることはもちろんですが、研修やフリーの時間もある自由度の高さはとても魅力的ですので、まずは見学に来て雰囲気を確かめてみてください。
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市立敦賀病院

大森優樹先生

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杉田玄白記念公立小浜病院

臨床研修 専門研修
先輩医師の声
「幅広い臨床力を獲得。雰囲気の良さも抜群です」
研修病院を選ぶ際に重視したのは、将来どの診療科に進んでも適切な診断や初期対応ができる実力を獲得できるかどうか。小浜病院は嶺南医療圏の救急医療を1次から3次までカバーする救急に強い病院であり、小児から高齢者まで幅広い症例を診ることができる病院。経験豊富な救急専門医による直接指導や、見学時に感じた先生方の教育熱心な姿勢と優しさ、それに給与や待遇面の良さにも惹かれ当院での研修を希望しました。

同期は3名と研修医が小人数制ということもあり、自分の希望に沿ったプログラムを構築することが可能。自由度がとても高く、経験したい手技や症例の希望があればローテート科に関係なく呼んで頂けたりとフレキシブルに学ぶことができます。研修医の裁量の範囲も広く、濃密な経験によって大きく成長できる研修環境です。

院内の雰囲気は抜群に良く、コメディカルのみなさんは優しいですし、医局は全診療科が同じ部屋であり、どの科の先生にも質問しやすい環境です。各専門科や多職種の視点からさまざまな考え方や意見を聞くことはものすごく勉強になっています。研修医専用の部屋も完備されており、気兼ねなくゆっくり過ごせる場所があるのも嬉しいですね。
病院から徒歩1分にある宿舎(1LDK)は広くてキレイで家賃も安く、さらに小浜市はいろんなお店や施設がコンパクトにまとまっており、とても暮らしやすいですね。徒歩圏内に生活に必要なものは何でも揃っているので車がなくても生活することができますし、病院の近くには美味しいご飯屋さんや飲み屋もあり、生活環境も抜群です。


研修病院を選ぶ際は、実際に見学をして自分に合った病院を探すことが大事。ぜひ当院に見学に来ていただき、研修環境や雰囲気の良さを感じてほしいです。
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杉田玄白記念公立小浜病院

高島 一先生

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