見学時の補助
■食事補助あり
昼食+夕食
見学の病院を選んだきっかけ
救命救急センターの三次救急患者受入数は東京都TOP3に入り、救急医療に携わりたい私としては見逃せませんでした。そして対象医療圏が地元である東京都東北部(荒川区・足立区・葛飾区)ということが最大の決め手でした。
見学当日のスケジュール(見学した診療科等)
<1日目 救急医療科>
8:00朝カンファ(ICU・病棟申し送り)
10:45救急搬送患者①初療
12:00昼食
13:00救急搬送患者②初療
15:30救急搬送患者③初療
17:00夕カンファ(当直引継ぎ)
<1日目 救急医療科>
18:00救急搬送患者④初療
20:30夕食
21:30病棟内処置
22:30研修医による施設案内など
3:30救急搬送患者⑤初療
6:30~ 病棟患者緊急オペ
8:30~朝カンファ
強い・おすすめの科
■産婦人科
■産科
■婦人科
■泌尿器科
■救急救命科
■麻酔科
見学の注意点
救命救急センターの場合、東医療センターの東棟という入り組んだところに位置しており、初めての人は素直に正面玄関で受付の方に案内してもらうことが得策です。また個人のロッカーというものは存在しないので着替え終わったスーツや外靴が入る大きなカバンが絶対いいです(リクルートカバンで来た日には…)。私の場合、当直も見学したので着替えやシャワーセットも持参しました。
病院・設備について
電子カルテの使用:あり
5段階評価(1=悪い・5=良い):5
あくまで私的な意見ですが、私の大学と全く同じ電子カルテシステムが導入されていた点はありがたかったです。
人間関係・雰囲気について
研修医と関われたか→はい
研修医同士(5段階評価):4
指導医・上級医との関係(5段階評価):4
コメディカルとの関係(5段階評価):3
今回は初期研修医が一人だったのでヨコの関係はわかりませんが、後期研修医や上級医の先生と楽しそうに診療を行っているのが印象的でした。コメディカルとは朝に多職種カンファを行っていました。
病院のお勧めポイント
特徴としては救急患者受け入れ数に対するスタッフが少ないため、自然と研修医が処置をすることが当然という雰囲気で1年目からルート、Aライン、CVカテ挿入、創部処置など急性期に必要な手技は1年目から身につけられるとのことです。また、当直は産婦人科/小児科/救急救命・麻酔科/その他(一次と二次)で分かれて最大月6回あり、しっかりやりたいという方にはお勧めだと思います。病院連携でドクターヘリや沖縄県での医療も希望選択できます。
見学全体を通しての感想
見学だけでなく女子医科大学の実習生と混じりながら、心電図やルートなど救急処置を手伝えたことからも手技を経験できる機会が非常に充実している印象を受けました。またスタッフの先生方もフレンドリーな方が多く、救急医療に興味があるという話をした際には熱烈な歓迎を受けました。総じて言えるのは臨床主義>給料&QOLにとっては非常に魅力的な環境ということでしょう。
試験内容
■面接
学生1人: 面接官3人
質問内容はここ数年大きく変更はなく、理想の医師像などオーソドックスなもの。医師としての人間性に問題があるかどうかをふるいにかけることが目的である。
■筆記
各診療科目からまんべんなく出るとのことで、難易度はQB程度である。
■小論文
不明。
■その他
なし