見学時の補助
■宿泊補助あり
寮を貸していただける
■食事補助あり
プリペイドカードを貸していただいた
見学の病院を選んだきっかけ
ドクターヘリ基地病院として千葉の救急医療をリードしており、日本トップレベルの救命救急センターに大変魅力を感じたから。
見学当日のスケジュール(見学した診療科等)
<1日目 救命救急センター>
8:30 集合
8:45 朝カンファ
9:30~ 15:00 病院内を案内していただいた。ヘリポートでドクターヘリの離発着を見たり、ドクターヘリと記念撮影をさせていただいた。その後はCS室で現場に向かった医師のリモート動画を見たり、初療室での診療を見学。空いている時間は、北総病院が取り上げられた番組を録画したDVDを自由に好きなように見せていただいていた。
15:00 日医生向けのクルズスに参加
16:00 初期研修1年目の先生に研修医室を案内していただき、初期研修に関していろいろなお話を伺った。
17:00 解散
強い・おすすめの科
■救急救命科
見学の注意点
持ち物は、白衣・名札・聴診器・スニーカー。
駅から20分ほどバスに乗らなくてはならない。北総線の印旛日本医大駅か、京成線の京成臼井駅・京成佐倉駅、JRは小林駅からそれぞれバスが出ている。印旛日本医大駅からは無料送迎バスあり。しかし、北総線は日本一運賃が高い路線であるため、京成線かJRを使ったほうが良いと思う。
病院・設備について
電子カルテの使用:あり
5段階評価(1=悪い・5=良い):5
救命救急センターでは、通常のカルテと重傷患者用のカルテの2種類を使い分けている。通常のカルテは、大学病院で使っているものと同じもの。
人間関係・雰囲気について
研修医と関われたか→はい
研修医同士(5段階評価):5
指導医・上級医との関係(5段階評価):5
コメディカルとの関係(5段階評価):5
①研修医同士:研修医は日医出身と他大学出身が半々くらいであったが、日医の内輪感は全くなく、みんな仲良いと他大出身の先生がおっしゃっていた。飲み会もよくするようであった。研修医室に行った際も、男女関係なく仲良く話しているのが印象的だった。
②指導医・上級医との関係:直接研修医の先生と上級医が話している場面を見ることはなかったが、どの先生も優しくあたたかかったこと、研修医の先生が「上の先生はみんな優しくて、話しかけやすい」とおっしゃっていたことから★5とした。
③コメディカルとの関係:そこまで多く医師とコメディカルが話している場面を見ることはなかったが、案内してくださった先生はCSの方や看護師さんと笑顔で談笑していた。CSの方も、ドクターヘリのパイロットの方々も、看護師の方々もみなさんいつも笑顔でとても優しかった。
病院のお勧めポイント
救命救急センターは日本トップレベルでとても魅力あるが、ドクターヘリ基地病院・三次救急病院ということもあり、重症患者が多く、時間との勝負が大きいため、研修医ができる手技は限られている。また、前述のとおり、三次救急病院であるため、Walk-in患者も少ない。したがって、1次・2次救急で経験を積むためには、2年目の選択期間を利用しなければならない。大学病院付属であるため、給料は低い。立地もあまりよくない。しかし、研修医であってもドクターヘリに乗せてもらえたり、自らできる手技は少ないものの三次救急の場で働けるという点では魅力的だと思う。
見学全体を通しての感想
どの先生も優しく、あたたかく、とても良くしていただいた。人間関係など、雰囲気はとても良かった。コードブルーのロケ地ということもあり、コードブルーファンには心躍る病院だと思う。初期研修先としては、給料面・立地面・1,2次救急での診療機会が少ないことが難点。