見学体験記

北海道

JA北海道厚生連 帯広厚生病院

公開: 2025/03/07

この投稿は掲載開始日時点の情報です。募集要項は病院HPにてご確認ください。

投稿者:匿名希望さん
    関連タグ
    • 病院見学
    総合評価
    5.0
    • 病院設備:

      5

    • 研修医との関わり:

      5

    • 指導医・上級医との関係:

      5

    • コメディカルとの関係:

      5

    ※5段階評価

    宿泊補助

    病院でホテルを手配いただき、補助を6000円分出していただきました。

    食事補助

    2日間の見学ですと1日目の昼、1日見学ですと1日のうち昼の昼食券を支給頂けます。

    訪問(参加)後の感想

    病院見学を複数回受けさせていただいた印象として、先生方の面倒見の良い様子と、事務の方々が研修医に対して手際の良いサポートをしていただいている、非常に素晴らしい病院であったと考える。
    良い点に関してはこれまでの項目で多く評価させていただいたが、知人から聞いていた前評判と寸分違わず研修環境・勉強環境として非常に優れている印象を感じた。

    病院を選んだきっかけ
    見学

    予てより知人から非常に面倒見の良い病院であるということを聞いており、科によっては他の病院に行くといったようなことをしなくて良い自己完結型の病院。初期研修2年間で出来ることは限られていながら研修医の裁量が比較的高め等の理由から、一度は病院見学に行こうと思い見学をお願いしました。

    訪問(参加)時のスケジュール
    1日目 救急科

    9:00 集合
    9:30 救急科見学(午前)開始
    12:00 昼食
    13:00 救急科見学(午後)開始
    16:30 勉強会
    17:00 解散

    2日目 脳神経外科

    9:00 集合
    9:30頃 研修医の先生方と話
    10:00 脳神経外科見学(午前)開始
    12:00 昼食
    12:30 脳神経外科(午後)開始
    17:00頃 解散

    強い・おすすめと感じた診療科
    内科系

    内科、循環器内科、神経内科、総合診療、内分泌・代謝科
    地方中核病院で多くの症例が集まってくるため先生方の力が身につきやすいと感じた

    外科系

    外科、心臓血管外科、形成外科、脳神経外科
    上級医の先生から術野でアドバイスや手技のポイントなどを教えていただけるため

    その他

    産婦人科、産科、婦人科、泌尿器科、救急科

    注意点

    ・病院近くにはホテルはなく、駅周辺にホテルを手配頂く(あるいは自分で取る)形になるので、駅からの交通機関(バスで15-20分程)、タクシー(10-15分程)、徒歩(35分程)を見積もって特に朝は行動する必要があると思う。
    ・帯広は見学時期にもよるが、日中は暑いものの朝と晩は涼しいことが多く、冬は特にそれなりに冷えるので防寒具は必須。夏においても移動するのはあくまで朝と夕方なので羽折れる物(ジャケット等)はあると好ましい。
    ・持ち物はネームプレート・中履き・聴診器(・持っていればフェイスシールド)と実習で使うものと変わりがないが、姿勢面含めて研修医の先生・上級医の先生が非常に面倒見よく話しかけてくれるため、自分の話のネタのバリエーションが有ると、話が弾むのではないかとは思う。
    ・事前に調べておくべきこととしては特にあるわけではないと思うが、病院の規模や施設の概要、基本理念、強いと考えられる診療科などは調べられるとは思うので、そのあたりを調べておくと良いかも知れない。

    病院・設備について5点

    病院の施設は非常に綺麗で、まるでホテルのような内観・外観をしていたと思う。
    機器もかなり新しいものを使用しているようで、地方中核病院というだけあって規模数も流石の数を誇っていると考える。
    コンビニも夜21時まで開いているため、当直の必要のある先生方へ配慮されている点や
    医療従事者用の食堂が一般向けの食堂と別にあること、
    院内が広く迷路のようになることもあるが、案内の方が非常に丁寧に教えてくださったり、
    患者さん、特に初診の患者さんに対する配慮がなされていること
    福利厚生面も充実しており研修医の先生方のことを非常に考えられた病院であると考えられる。

    電子カルテの使用

    あり

    人間関係・雰囲気ついて
    研修医と関われたか

    はい

    研修医同士:5点
    指導医・上級医との関係:5点
    コメディカルとの関係:5点

    研修医の先生方は14人/年いらっしゃるため、お互い協力して研修生活をされていたと思う。また、各々先生が研修医室にいない時や、外病院にいらっしゃる時もどこにいるかある程度把握していたような印象で、先生方がお互い信頼しあってよくコミュニケーションをとられている環境なのだと感じた。
    当然プライベート面まで干渉されていなかったので、その点もお互いが信頼し合っている証拠であると考える。
    時間がある時は先生方同士で外に食事や飲みに行ったり、旅行などをされている先生方もおり、非常に仲が良い様子も伺えた。
    指導医・上級医との関係についても非常に良好であると考える。というのも、研修に該当する診療科の先生方が的確な指導や質疑応答をしてくださり、研修医は放置されることなく勉強ができる事と、研修医室が別にあるものの、必要に応じて時折上級医の先生方が話をしに来てコミュニケーションを取られていた事は、双方が非常に信頼し合っているのがよく分かる光景であった。
    コメディカルとの関係についても、医師の指示に従う看護師さんという光景というよりも自主的に看護師さんが動き、必要に応じて医師の指示が入るといった形、看護師さんからも積極的に「〇〇しましょうか」と確認をする自主性があるという事は、先生方が相談しやすい方々であるという証明であり、非常に良い研修環境であるように感じた。

    病院のおすすめポイント

    見学には複数回行かせていただいたが、いずれの先生方もONとOFFがはっきり出来、非常に根が真面目な先生方が多い印象であったと考える。
    特に研修医の先生方でよくコミュニケーションを取られている印象があり、他愛もない話から医学に関わる話までお互いをよく知り、お互いを信頼し合っていければという形があるように感じた。
    同期の先生・上級医の先生と協力して医学・医療に向き合える方、医学にしっかりと向き合える方、医師至上主義ではなく他職種(看護師さんや理学・作業・言語などの医療従事者、事務を担当してくださっている方、用務員さん等)と協力したり敬える方、忙しい寄りの病院のため体力にある程度自信がある方、お酒の席で先生方と楽しめる方が向いている職場環境なのではないかと考えた。

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