【大森赤十字病院の研修について】
※以下の文章は、2本目の動画を要約した内容となっております。表現に関しては動画と異なる場合がございますので、ご了承ください。
【目次】1. 病院概要
2. 院内施設と研修環境
3. 初期研修プログラム(1年目)
4. 初期研修プログラム(2年目)
5. 労働環境と当直体制
6. 給与・福利厚生
7. 研修医の構成・進路・募集要項
1. 病院概要大森赤十字病院は、340床を有する2次救急指定の病院です。京浜東北線「大森駅」から徒歩約20分の位置にあり、都心へのアクセスも良好です。病院は新しく建て替えられており、屋上、病室、外来エリア、外観のいずれも清潔で整った施設です。救急外来は研修医が当直で働く主な場所となっています。
2. 院内施設と研修環境研修室には20名分の机と椅子があり、各自にパソコンと電子カルテが完備されています。作業や勉強が可能な環境で、同期や上級医と相談しやすい雰囲気です。当直室は冷暖房完備の個室で快適に過ごせます。売店は朝7時〜夜7時まで営業。地下には24時間利用可能な図書室もあり、Wi-Fiも整っています。
3. 初期研修プログラム(1年目)1年目は内科を28週(各科1か月ずつ7科)ローテートします。外科は2か月間で、1か月は消化器外科、もう1か月は整形外科、脳神経外科、呼吸器外科、泌尿器科などからも選択可能です。麻酔科は1か月、救急科は東京大学附属病院で2か月間3次救急を経験します。全体として内科中心のバランスのよい研修です。
4. 初期研修プログラム(2年目)2年目は小児科を外部施設(日大病院、逓信病院、日赤医療センター)で研修し、産婦人科は院内で行います。精神科は都立松沢病院で1か月、地域・在宅医療は大森医師会所属のクリニック等で実施されます。自由選択期間が7か月あり、興味のある科を重点的に学べます。指定科も1か月含まれています。
5. 労働環境と当直体制勤務時間は8:30〜17:00で、休憩は45分。土日祝日・年末年始は休みですが、当直は月数回あります。平日当直は17:00〜翌8:30、休日は日勤9:00〜17:00、当直17:00〜翌9:00。研修医は2名体制で、常に内科、外科、循環器、脳卒中、産婦人科の上級医がいるため、安心して相談できます。救急対応も幅広く、力のつく研修です。
6. 給与・福利厚生1年目の基本給は約27万円、2年目は約29万円で、住居手当として月28,000円支給されます(寮はなし)。当直手当を含めた月収は、1年目で手取り約35万円、2年目で約39万円程度です。ボーナス支給もあり、経済面でも比較的安定しています。研修期間中の食事や生活環境も整っており、学びやすい職場です。
7. 研修医の構成・進路・募集要項各学年6名が大森赤十字病院採用で、横浜市立大学からのたすきがけ2名を加えて、1学年計10名、2学年で20名体制です。全国各地の大学から幅広く受け入れており、学閥などはありません。研修修了後は大学に戻る人、関連医局へ進む人、当院の内科専門医プログラムに進む人などさまざまです。選考は筆記と面接で、詳細はホームページをご確認ください。