【選考までのフロー】
①病院見学
随時申込受付中
②応募書類
・受験申込書
・履歴書(写真付き)
・卒業(見込み)証明書
・住民票記載事項証明書
・健康診断書(大学での受診結果でも可)
③採用試験
書類選考、面接
<採用試験候補日程:8月下旬~9月初旬を予定>
【神奈川県立足柄上病院の研修について】
※以下の文章は、2本目の動画を要約した内容となっております。
表現に関しては動画と異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次1. 教育方針について
2. 頭を動かす医者の育成
3. 手を動かす医者の育成
4. 足を動かす医者の育成
5. 病院の概要
6. 初期研修プログラムの特徴
7. 見学・待遇について
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1. 教育方針について当院では、初期臨床研修医の教育を非常に重視しており、「頭と手と足を動かすことができる医者を育てる」ことを教育方針としています。これは、思考力・実践力・行動力を兼ね備えた医師の育成を意味します。総合診療力を土台に、診断力や手技力に加え、現場での柔軟な対応力とコミュニケーション能力を備えた医師を目指します。
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2. 頭を動かす医者の育成頭を動かす医者とは、自ら学び、診断・治療方針を考える力を持つ医師のことです。当院では総合診療科が強く、初期研修の2年間で6ヶ月以上をこの科で研修します。研修では毎朝の入院患者プレゼンテーションと複数の視点による診療方針の検討により、1症例から得られる経験値が非常に高くなります。また、週2回以上の勉強会では、海外トップジャーナルを中心とした高度な内容の講義が行われます。
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3. 手を動かす医者の育成手を動かす医者とは、安全かつ確実に処置を行える医師を指します。当院では初期研修2年間の間に、全国的に見ても比較的多くの手技経験を積むことが可能です。年間の救急車受け入れ件数は2000件以上であり、2次救急医療機関の平均(約1000件)を大きく上回ります。夜間・休日の当直はスタッフと研修医の2人体制で、必ず指導医とともに診療を行うルールのもと、安心して救急研修が行えます。
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4. 足を動かす医者の育成足を動かす医者とは、フットワークが軽く、現場でのコミュニケーション能力に長けた医師を意味します。当院は200床規模の中規模病院で、診療科を超えた連携が自然に取れる環境です。ベッドサイドでのティーチングを重視し、検査データだけでなく、患者の元へ何度も足を運びながら診療を進めます。訪問診療の機会もあり、退院後の患者の生活背景まで含めた医療を学ぶことが可能です。
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5. 病院の概要当院は神奈川県西部にある296床の総合病院ですが、実際の運営は約200床で行っています。都市部とは言えない立地ですが、交通アクセスは良好で、周囲には海・山・温泉などの自然も豊かにあります。診療科は21科あり、一部の科では提携医療機関での研修を行っています。常勤医師数は32人で、初期研修医は12人です。横浜市立大学からのたすきがけ受け入れも行っています。
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6. 初期研修プログラムの特徴初期研修1年次は内科研修が多めで、基礎をしっかり固められる構成です。2年次には自由選択期間が長く、個々の進路希望に応じて柔軟にスケジュールが組めます。県立の専門病院(がんセンター、こども医療センターなど)を研修先として選択可能で、これらは一般の初期研修医を受け入れていないため、貴重な経験ができます。地域医療研修では沖縄の宮古島徳洲会病院・石垣島徳洲会病院で濃厚な研修が可能です。
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7. 見学・待遇について当院では研修医用宿舎を病院の徒歩圏内に用意しており、格安で利用可能です。公募枠は、来年度より1学年あたり4人に増加予定です。見学は随時受け付けておりますので、興味のある方はぜひ一度お越しください。実際の現場を体感していただき、教育環境や病院の雰囲気をご確認いただければと思います。皆様のご来訪を心よりお待ちしております。