【選考までのフロー】
1. 病院見学 随時
2. 応募必要 書類
① 履歴書
② 見学後の感想 ※字数制限なし、形式自由
③ 卒業(見込)証明書
④ マッチング応募申込書類
※地域枠で大学へ入学された方は必ず申し出て下さい。
契約状況がわかる書類を必ず提出してください。
3.選考方法
① 書類審査(履歴書・見学後の感想等)
② 面接評価(研修管理委員長、チーフレジデント、事務職、看護部や検査部門等)
③ 見学実習評価(実習担当指導医、上級医、研修医複数名による評価)
【浦添総合病院の研修について】
※以下の文章は、1本目の動画を要約した内容となっております。表現に関しては動画と異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次1. 病院の基本情報と立地環境
2. 病院の規模と診療体制
3. 救急診療(ER)の研修体制
4. 内科研修の特徴と学び
5. ローテートと研修内容の柔軟性
6. 研修医の生活環境と待遇
7. 先輩研修医からのメッセージ
1. 病院の基本情報と立地環境当院は浦添市にあり、周辺は住宅街ですが、近くには大型商業施設の「パルコシティ」もあり、非常に栄えています。那覇空港からは車で約25分の距離に位置し、部屋から海が見えるようなエリアに住んでいる研修医もいます。
2. 病院の規模と診療体制病床数は334床で、医師は約120名在籍しています。1日あたりのER受診患者数は60人程度で、そのうち救急車は約15台です。「断らない勇気」をモットーに、1次から3次救急まで幅広く対応しています。このデータはコロナ前のものですが、当院の基本的な姿勢に変わりはありません。研修医の出身大学は多様で、5年間で全国36大学から集まっています。
3. 救急診療(ER)の研修体制当院のER研修では、初期研修医がすべての患者にファーストタッチします。約20名の救急医が常駐し、年間約2万人のER患者・約5000台の救急車に対応しています。研修医は診察後、必ず上級医にコンサルトしフィードバックを受けることができます。1月からは「研修医教育カンファレンス」も導入され、朝の申し送りにプレゼン形式を取り入れ、教育を重視した運営が行われています。
4. 内科研修の特徴と学び内科は6つの診療科で構成されており、特に病院総合内科ではERで診察した患者を主治医として入院から退院まで一貫して担当します。肺炎、慢性疾患、膠原病など症例は多彩で、総合診療的な力が鍛えられます。救急科や各専門内科との連携も密で、困ったときにはすぐに相談できる環境が整っています。自ら考えて行動することが求められる点が大きな学びです。
5. ローテートと研修内容の柔軟性当院では2022年度からローテート制度が大幅に改訂され、自由選択の期間が増え、必修診療科の期間が短縮されました。精神科・小児科・産婦人科・地域医療などは院外での研修が可能です。選択期間は合計5か月あり、うち3か月は院内、2か月は院外を自由に選択できます。離島での地域医療研修を選んだ場合は、交通費・宿泊費が病院負担となります。
6. 研修医の生活環境と待遇当直は月8回が上限で、当直明けは8:30に退勤できます。研修医は海に行ったりカフェでリフレッシュしたりと、オンオフを切り替えながら働いています。宿舎は病院所有または自己契約で、家賃補助は最大5万円支給されます。学会旅費の補助制度もあります。以前は低いと評されていた当直手当も、4月にアップし待遇面も改善されました。
7. 先輩研修医からのメッセージ1年間働いてみて、できるようになったことも増えましたが、まだまだ課題も多く、毎日学びの連続です。そういった悩みを共有しながら一緒に働ける仲間がいるのは心強いです。また、研修医同士の仲も良く、1年目・2年目の縦のつながりも濃く、当直明けに一緒にご飯に行ったり、海で泳いだりと楽しい時間も共有できます。ぜひ私たちと一緒に成長していきましょう。