更新日時:2025年9月26日
2025年9月26日(金)に2025年度のマッチング中間公表がありました。マッチング中間公表結果を元に、今年の動向を探っていきたいと思います。
エリアごとの傾向
エリアごとに見て見ると、昨年比較で登録倍率を伸ばしているのは、九州・沖縄(1.10倍)、北海道(1.07倍)、東北(1.07倍)、北陸甲信越(1.04倍)、四国(1.01倍)でした。
県単位で見て見ると、昨年比較で登録倍率を伸ばしているのは、上位から、福井県(1.49倍)、岩手県(1.45倍)、山形県(1.45倍)、鳥取県(1.32倍)、京都府(1.25倍)です。
逆に登録倍率が下がっているのは、
岐阜県(0.70倍)、奈良県(0.79倍)、山口県(0.83倍)、石川県(0.84倍)、宮城県(0.85倍)です。
詳細は以下の表をご確認ください。
プログラム別 第一希望ランキング
第一希望学生数ランキング(上位55プログラム)
※マッチング中間公表結果「当該プログラムを第一希望に登録した学生数」の多い順の表になります。
プログラム別の第一希望者数で見ると第一希望の登録数の順位は下記の通りとなりました。
◆第一希望者数
1位 順天堂大学医学部附属順天堂医院 初期臨床研修・基本プログラム 65名(前年-8名)
2位 さいたま市立病院 さいたま市立病院初期臨床研修プログラム(一般コース) 63名(前年+16名)
3位 武蔵野赤十字病院 武蔵野赤十字病院初期臨床研修プログラム 60名(前年+6名)
4位 川崎市立川崎病院 川崎市立川崎病院初期臨床研修プログラム 60名(前年-8名)
5位 獨協医科大学病院 獨協医科大学病院臨床研修基本プログラム 50名(前年+8名)
登録倍率ランキング(上位54プログラム)
※マッチング中間公表結果を元に算出した「登録倍率(第一希望人数/募集定員)」の多い順になります。
※病院別ではなくプログラム別でのランキングになります。
◆希望倍率
1位 国家公務員共済組合連合会虎の門病院 虎の門病院外科系プログラムVer.6 6.2倍(前年+1.0)
2位 武蔵野赤十字病院 武蔵野赤十字病院初期臨床研修プログラム 6.0倍 (前年+0.6)
3位 川崎市立川崎病院 川崎市立川崎病院初期臨床研修プログラム 6.0倍(前年-0.8)
4位 和泉市立総合医療センター 和泉市立総合医療センター臨床研修プログラム 5.7倍(前年+2.4)
5位 さいたま市立病院 さいたま市立病院初期臨床研修プログラム(一般コース) 5.3倍(前年+1.4)
前年の倍率1位 7.5倍、2位 6.8倍であり、今年は1位 6.2倍、2位 6.0倍と上限は下がったように思われる。とはいえ、依然として3位以降含め人気病院への倍率は高い傾向にあります。
中間公表は、あくまでも第一希望の登録に基づいた結果となっています。
第二希望、第三希望など広く希望を登録することによりマッチングの結果は変わってくるはずです。
6年生の皆さんはこちらのデータも参考にエリアや研修先病院の希望をもう一度見返してみましょう。
今年の希望順位登録最終締切は10月9日(木)14時までとなっています。締切りを過ぎてしまうと変更が受け付けてもらえなくなりますので、余裕を持って登録しましょう。
その他の施設の第一希望登録者数、倍率は以下をご覧ください。
いかがでしたでしょうか?
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