内科プログラム責任者
成清 一郎 先生 (副院長〈教育研修担当・感染管理担当〉兼 呼吸器内科部長)
日本呼吸器学会呼吸器専門医/日本内科学会総合内科専門医/日本内科学会認定内科医
地域に密着した医療環境のなかで、
幅広い内科領域をしっかり経験できる。
群馬県には、現在8つの内科専門医の研修プログラムがあり、その多くが大規模病院を基幹病院、もしくは連携施設としたプログラムとなっていますが、日高病院の内科プログラムは群馬県という地域性を大切にし、地域に密着した中規模病院を主な連携先として、幅広い内科領域を十分に経験できるプログラムであることが大きな特徴です。もちろん群馬大学とも連携していますので、特殊な症例の経験や大学院を組み合わせた研修もできます。
サブスペシャルティに関しては、並行研修や混合研修が可能であり、また、内科系の幅広い症例を経験することができるので、将来のサブスペシャルティが決まっていない医師にとっても、進みたい専門領域を見つけることができると思います。
日高病院は中規模の民間病院であり、国公立病院と比べて自由度が高く、一人ひとりの希望に沿った研鑽を積むことができますし、診療科間の垣根が低く、院内の雰囲気も非常に良いため仕事がしやすい環境も魅力です。ぜひ一度見学に来ていただき、地域に密着した日高病院の医療、そして雰囲気の良さを感じてください。いつでもお待ちしています。
※この記事は平成30年7月に取材をしたものです。
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総合診療プログラム責任者
石山 延吉 先生 (内科系診療部長 兼 総合診療内科部長)
日本糖尿病学会専門医/日本臨床検査医学会臨床検査専門医/日本内科学会認定内科医/日本内科学会総合内科専門医
地域医療を支える幅広い臨床力と
トータルマネジメント能力を習得できる。
日高病院は群馬県で人口の多い医療圏に位置し、年間3,000件を超える救急搬送や、地域医療支援病院として200ほどの診療所と連携があるため紹介患者さんも多く、コモンディジーズはもちろん、珍しい症例や見落としがちな症例など、多彩な症例が集まります。さらに、急性期から回復期、地域包括ケア、在宅医療、へき地医療まで幅広い領域をバランス良く経験することができるので、総合診療医を目指す場としてふさわしい環境です。幅広い知識や技術の習得はもちろん、トータルマネジメント能力などを身に付けながら、総合診療医のやりがいや奥深さも知ることができるでしょう。
日高病院は各科の垣根が低く、気軽に他科へのコンサルトができますし、他職種が一丸となってこの地域の医療を盛り上げようと院内は活気に満ちあふれています。診療体制も年々充実し、住民からの信頼も厚く、紹介件数、救急搬送件数、入院患者数も年々増加するなど、当院はいま成長過程にあります。当院と共に成長しながら、地域医療を支え、地域に貢献できる総合診療医を目指してみませんか。
※この記事は平成30年7月に取材をしたものです。
内科で想定される様々なシチュエーションに
臨機応変に対応する知識と経験を養い、
思い描く医師像に近付く
群馬県高崎市という都心から新幹線で1時間程の場所にあり、都心と山間部の両方の側面をもつ日高病院では、救急医療から高齢者を中心とする在宅医療まで、様々なセッティングでの研修が可能です。例えば、救急医療に特化したトレーニングをしたいとか、内科一般をジェネラルに修練したいとか、往診などの家庭医療に寄った経験もしたいなど、専攻医の先生の希望に極力添えるようなプログラムを用意しています。法人の関連施設を含め、研修協力施設と密接に連携してプログラムを柔軟に組めるというのが、特徴でありメリットのひとつです。
3年間の研修プログラムを通じて、内科一般、いわゆる臓器や疾患、あるいは領域に関わらず、普遍的に色々な病気や状態の患者さんを診ることができる能力を身に付けます。また、当院は地域医療支援病院、救急告示病院ですので、他の医療機関からの診療要請に対しても柔軟かつ迅速に対応できる、そういう臨機応変さを含めた臨床能力も、幅広く養うことができると思います。
都内の有数の病院に比べると規模は決して大きくないですが、その分、学びやすい環境だと思います。日付が変わらないと帰れないというようなこともなく、勉強会や抄読会、学会準備や論文執筆といった自己研鑽の機会を数多く準備しています。日々の研修では、こういった診療業務以外の教育も重視し、研修医や専攻医が積極的に学べるような教育環境を提供しています。
また当院は、スタッフ主導でより良い職場環境や研修環境にしていけるような、垣根の低さやフランクな部分を持ち合わせた施設です。例えば、私個人が、病院長や事務長と面と向かって話をする機会を希望すれば、どんどん作ってもらえます。これは研修医や専攻医であっても同じです。より良い診療展開に繋がる自由な発想について、みんなで議論し、高め合うことができます。
当院での研修を希望される先生には、自分たちがどのように医学・医療に貢献できるかを共に考えてもらいます。その上で、教える・教わるという立場を越えて、切磋琢磨しながら、全員で協力して邁進していきたい。そういうビジョンに共感できる先生に、共に戦う仲間として当院のプログラムに参加していただきたいと思っています。
救急から回復期、在宅医療にいたるまで、
豊富な実践の場で広く学び、経験を積めるプログラム
元々、内科に興味があり、将来的には家庭医療などに携わりたいと考えていましたが、その領域に一番近いと思い、総合診療科の専門プログラムを選びました。群馬県内にはほかにも総合診療科があるのですが、知っている先輩が日高病院のプログラムを受けているということと、通いやすさなどを考慮した結果、当院に決めました。
このプログラムの特徴は、良くも悪くも一人でやらせてくれることが多いというところにあります。自主性を重んじてくれて、やりたいことをアピールすればどんどん機会を与えてくれます。患者さんに外来や入院で治療をしたりお話を聞いたりする中で、「ありがとう」と感謝の言葉をかけてもらえると、がんばった甲斐があったなと思いますね。半年プログラムを受けてみて、医師として必要な一定のことはできたのかなと感じています。
多種多様な人たちを受け入れる大らかさが、日高病院のいいところだと思います。
自分は大学病院出身ではありませんが、大学病院だと出身大学ごとのいわゆる派閥があると聞きます。日高病院には、そういう派閥のようなものがありません。いろいろな大学出身の人が来て伸び伸びと過ごせるので、働きやすさを感じますね。
大学病院などの専門的なところに行くと、3年目は初期研修医の延長のような感じで結局1年過ごして、4年目から外に行くようになると思うんです。でも、日高病院では、後期研修の最初から当直に入ったり、救急外来を一人で持たされたりします。すぐに実務を経験したい人であれば、いい環境の病院なのではないでしょうか。
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