見学体験記

茨城県

筑波メディカルセンター病院

公開: 2026/08/05

この投稿は掲載開始日時点の情報です。募集要項は病院HPにてご確認ください。

投稿者:匿名希望さん
    関連タグ
    • 病院見学
    • 1日見学体験
    総合評価
    4.5
    • 病院設備:

      5

    • 研修医との関わり:

      4

    • 指導医・上級医との関係:

      4

    • コメディカルとの関係:

      5

    ※5段階評価

    食事補助

    食堂はありません。院内のFamily Martで初期研修医の先生に奢っていただきました。

    その他補助

    車で来院した場合、最初に事務の方に駐車券を提示すると無料処理をしていただけるようです。

    訪問(参加)後の感想

     病院全体で初期研修医を育てようという雰囲気のある素敵な病院だと感じました。救急へのやる気と体力があれば、とてもいい研修先となるのではないでしょうか。特に、見学した総合診療科は研修医にも評判が良く、実際に見学した印象でもここなら成長できそうだと感じました。具体的には、病棟では研修医が積極的に心エコーを当て、回診中は上級医が身体診察を丁寧に行っており、救急外来の初療は基本的に問診、身体診察、検査オーダー、入院の有無の判断まで、適宜上級医に相談・確認しながら初期研修医1人でこなしていました。見学すると、1年でこんなにできるようになるのか、と感じられると思います。
     デメリットとしては下記が挙げられると思います。
    ・全診療科オンコールがあり、病院から15分以内の地域に住む、などの条件がある。ただし1stオンコールは一部の診療科のみで、これらの診療科では残業が月80-100時間になることもあるようだが、しっかりお給料には反映されるそう。
    ・研修医室はない。代わりにオープン医局の中に研修医デスクが1人1つ与えられている。
    ・寮は常に満室で入れない。筑波は学生街であるため月7-8万円でオートロック付き一人暮らしは可能だそう。
    ・産科、精神科はない。内科も循環器、呼吸器、消化器以外は指導医の先生が少ない。
    ・3年目以降は救急科、総合診療科、循環器内科しか残れない。
    ・当直において、1晩を2つに分けたときの早い方の当番に入った場合、翌朝は8:30始業である。つまり、遅番との交代ギリギリのタイミングで新規患者が来て終業が延長したとしても、翌日の始業時間は変わらないため、少し体力が必要とのこと。

    病院を選んだきっかけ
    見学

    当直で2次救急のファーストタッチができ、上級医からきちんとフィードバックをいただけるとの評判をきき、見学しようと思いました。また、メディカルラリーという、あらゆるシナリオに対する初期対応を競うプログラムがある点も、教育が充実している病院だという印象を持ち、興味が湧きました。

    訪問(参加)時のスケジュール
    1日目 総合診療

    8:15 集合、ロッカーで着替え
    8:30-12:30 総合診療科見学(回診、ベッドサイド診察、カルテ記載)
    12:30-13:00 昼食、研修プログラム/採用試験の説明
    13:00-17:30 救急外来診療見学(4例ほど初期研修医の初療を見学)

    強い・おすすめと感じた診療科
    内科系

    呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、総合診療
    総合診療科は火・水は午後に救急外来を担当しており、先生方は優しく、指導がとても手厚い。

    その他

    小児科、救急科
    3次救急でドクターカー出動やドクターヘリ受け入れがある。茨城県南部の小児救急はほぼこちらの病院と土浦協同病院のみだそうで、研修医は小児科志望の人にもおすすめだとおっしゃっていました。

    注意点

    ・アクセスはつくば駅から徒歩15分またはバスで8分。つくば駅のバスロータリーは乗り場が分かりづらいので、時間に余裕をもって到着しておくべき。徒歩で行く場合、大通り沿いにほぼまっすぐなので迷いづらいと思われる。
    ・見学に大学からの見学依頼状(推薦状)が必要であり、なるべく見学当日より前に郵送する必要がある。
    ・朝ごはんはしっかり食べていったほうがよい。午前は病棟、午後は救急外来をみっちり見学させていだだけた分、お昼の時間がほぼなかった。
    ・お昼の時間に、初期研修医の先生から病院の研修内容・採用試験について、パワポで説明をしていただく。上記の通り時間が短いため、研修内容については事前にレジナビ動画、病院の総合採用サイト等で把握し、研修医に直接尋ねたいことはリストアップしておいたほうがいい(特にメディカルラリー、当直体制、オンコール制が特殊)。

    病院・設備について5点

    院内は暖色を基調とした照明が多く、明るく清潔でした。患者さんやそのご家族にとって快適な空間になるように、という配慮が感じられました。

    電子カルテの使用

    あり

    人間関係・雰囲気について
    研修医と関われたか

    はい

    研修医同士:4点
    指導医・上級医との関係:4点
    コメディカルとの関係:5点

     研修医同士に関しては、飲み会を月1くらいでするくらい仲良しだそう。学年が違っても仲良く助け合っている様子が見受けられた。
     指導医・上級医との関係に関しては、総合診療科を見学した限りは教育熱心で穏やかな先生ばかりに感じた。研修医が少し手一杯なときには声をかけてくださる先生もいらした。ただし、救急科などはもちろん体育会系の先生が多いそう。
     コメディカル、事務の方は優しく、医師との相談・連携がとても暖かくてスムーズだと感じた。これは、初期研修の最初のオリエンテーション2週間をコメディカル・事務方さんと一緒に受けることも影響しているそう。

    病院のおすすめポイント

     とにかく初期研修の2年間は、救急の初期対応を多く経験したい、という人に向いていると思います。当直は一睡もできず、1年目10月からは1人でファーストタッチし、2年目は自己判断で帰すこともあるそうです(2年目とペアを組めるのは1年目の9月まで)。ただし、1年目は基本的に全例上級医への報告とフィードバックはあるようです。当直は2次救急のみで病棟管理をする必要はありません。ちなみに救急以外は忙しさ普通だそうです。
     都内からのアクセスも悪くなく、病床数は約400床、研修医は1学年12人とちょうどよいです。採用人数フルマッチなのに研修医数が24人より少ないのは、ドロップアウトではなく国試落ちだそう。筑波メディカルセンター病院でぜひ働きたいと思っている人のみ採用したいという方針であり、2次・3次募集は絶対に行わないので、志の高い同期が得られると思います。
     外科は必修2ヶ月でマイナー外科も選択できるため、外科に興味がない人にも安心です。
     たった1日の病院見学でしたが、先生方が熱心に教えてくださり、教育に慣れている感じがありました。
     6年生7月の見学1回でも合格していた先生もいらっしゃり、「地方都市で救急教育のしっかりした病院を見てみたいけれど、2回も見学に行く時間がない」という方にもおすすめです。
     全体を通じて、ガツガツ・キラキラした雰囲気ではないものの、やや体育会系の人が合うのかな、という気はしました。

    試験内容
    面接

    質問内容

    グループ面接と個人面接がある。
    個人面接ではエントリーシートに沿ってオーソドックスなことを聞かれるそう。
    事務の方・院長先生・初期研修医、皆さん口を揃えて「この病院は、ぜひ筑波メディカルセンター病院で働きたい、と思っている人を採用したいという意識が強い」とおっしゃっており、この病院が第1志望であることを見学時のエピソードを交えてアピールすることが重要そうだと感じた。

    筆記

    なし

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