この投稿は掲載開始日時点の情報です。募集要項は病院HPにてご確認ください。
4点
5点
3点
5点
※5段階評価
見学日の前日では、病院側の提示するホテル候補4つから選ぶと、宿泊費の大半を負担してくれます。ただし、自己負担は発生するのと、後泊の補助はないそうです。※佐久総合病院と佐久医療センターは離れています。一番良いホテルを取ると佐久医療センターには徒歩で行けますが、佐久総合病院からは遠いです。しかし、佐久医療センターを朝一番(8時)に出発する無料シャトルバスに乗れば、8時30分前に佐久総合病院へ到着できます。
佐久市自体は公共交通機関があまり発達しておらず、アクセスは良くないと感じました。研修医の先生方も、車が必要と口を揃えて言っていました。
しかし、初期研修のシステムはしっかりしており、特に救急科・総合診療・地域医療に関しては実力をつけることができそうだと感じました。
研修医の先生方は関東の大学出身であることが多いように感じましたが、北海道・東北出身の先生もいて、どの地域出身でも門戸は開かれているようです。
地域に根ざした医療を提供している病院として名高く、特に「プライマリ・ヘルスケアのメッカ」として知られています。また、長野県東部で唯一の3次救急病院であり、見学したいと考えていました。
8:15
佐久医療センターのコンビニ付近に集合、そこからオリエンテーション(書類提出・名札の配布・ロッカーへの案内など)
9:00頃
救急救命センターへ移動、見学開始
12:00頃
研修医の先生方と昼食、その後は研修医室で先生方と交流
14:00頃
救急救命センターで見学再開
17:00頃
事務の方にロッカーの鍵・名札を返却して解散
地域ケア科(佐久総合病院)
8:30 地域ケア科に集合、看護師さんによるオリエンテーション
9:00 カンファレンスに参加
9:30頃 訪問診療に同行(およそ3軒)
12:00頃 昼食
14:00頃 訪問診療へ同行(およそ3軒)
16:00〜17:00 解散
総合診療、家庭医
総合診療科では研修医が問診から全てを行い、かなり力がつくと評判であった。地域ケア科(家庭医)も佐久総合病院がプライマリ・ヘルスケアの先駆者として発展してきた歴史上、重要と感じた。
救急科
佐久医療センターは長野県東部で唯一の3次救急病院であり、ドクターヘリ基地病院でもある。研修医でもドクターヘリに同乗することができる。また、佐久総合病院は2次救急病院であり、研修で3次と2次をともに経験できる。救急医療を極めたい人にとっては最高の環境なのではないか、と感じたから。
救急科・急性期医療を担う診療科(心臓血管外科・循環器内科・総合診療科など)は佐久医療センターに、地域ケア科などは佐久総合病院にあります!2つの病院間は車で約15分の距離があるので、宿泊先を選ぶ際には希望診療科がどちらの病院にあるかを調べておくことを強く勧めます。
佐久総合病院と佐久医療センター間はシャトルバスが走っているため、時刻表が気になる方は問い合わせてみるのが良いと思います。
※救急科では「学生が来ると救急車が来なくなる」と言われており、私が見学した時も全然来ませんでした。実際の診療をあまり見られない可能性があることに注意が必要です。
佐久医療センターは10年ほど前に開院したため、設備は比較的新しく、院内は温もりを感じさせる。一方で佐久総合病院の建物はかなり古い印象であった。
なし
はい
救急科・地域ケア科ともに、研修医同士・医師と他職種の間には信頼関係を見てとれた。指導医の先生も概ね優しいのであろうが、あまり指導されている様子を見学する機会は無かった。
救急と総合診療、地域医療に興味のある人にとっては最高の環境と思います。
救急科では救急車のみならず、ドクターヘリで搬送されてくる患者さんの診療もできます(ドクターヘリへの同乗もできるそうです)。また、医療センターでの3次救急と、佐久総合病院での2次救急を両方とも経験することができます。
総合診療科での研修は12週間と長いですが、外来で診療する力を身につけることができると評判でした。
地域ケア科では、佐久市の方々が医療者と「家族」のように接している様子が印象的でした。地域医療(訪問診療)に興味のある方にはとてもオススメです!