見学の病院を選んだきっかけ
東京大学、東京医科歯科大学の関連病院であり、今までは初期研修はたすきがけ3人のみだったが、今度新しく2年間初期研修医(2人)を募集することを知ったため。
見学当日のスケジュール(見学した診療科等)
<1日目 総合内科>
午後より病院集合
臨床研修の先生が病院を案内
寮を見せていただく
たすきがけの先生との会話
解散
強い・おすすめの科
■内科
■消化器内科(胃腸科・肝胆膵)
■その他 総合内科
■整形外科
■産婦人科
見学の注意点
特に注意するべきことはないと思います。医学的なことを質問されることもほとんどないでしょう。時間に遅れず、挨拶がしっかりできるようにしておけば問題ないと思います。病院も大井町駅から近く、アクセスは良いです。
病院・設備について
電子カルテの使用:あり
5段階評価(1=悪い・5=良い):5
病院自体は決して新しいわけではないですが、古い印象もありません。医療機器や電子カルテなどは比較的新しいものが多いようでした。机は比較的大きく、個人のスペースも多く与えられているように感じました。宿舎(寮)は病院敷地内の建物で古く狭い印象でしたが、都心に比較的安く住むことができるので良いと思いました。寮に住む義務はなく、自宅から通う人にもおすすめのようです。大井町駅前は栄えており、住むのにも良い環境です。食堂も比較的おいしいそうです。
人間関係・雰囲気について
研修医と関われたか→はい
研修医同士(5段階評価):5
指導医・上級医との関係(5段階評価):4
コメディカルとの関係(5段階評価):4
たすきがけで来ている先生は優しく、優秀な印象を持ちました。病院全体はアットホームな雰囲気であり、先生方も温かく指導力がある方ばかりでした。コメディカルの方との関係も良く、評判の良い病院のようです。 現在は東大と医科歯科の初期研修医のみですが、今後は学閥にとらわれずに募集していくそうです。病院内でも学閥の色はほとんど感じませんでした。
病院のお勧めポイント
おすすめは何といっても総合内科での研修です。他の病院と違って、循環器、呼吸器、消化器、内分泌、腎臓、血液、神経の各科の患者を一度に受け持つ研修となっています。全ての内科をまんべんなく経験でき、非常に多くの患者さんを入院から退院まで診ることができるため、研修が終わるころには一人前の医師として1から10までできるようになります。また、お給料は都心ではトップクラス(残業手当やボーナスあり)であり、これもまた働くモチベーションにつながる要素だと思います。個人のやる気に応じて学会発表する機会もあるそうです。
見学全体を通しての感想
病院全体の雰囲気が良く、先生も熱心で指導的な先生ばかりでとても働きやすい環境だと思いました。総合内科の研修は真の横断的研修と言えるものであり、一方で各科には指導医が揃っておりカンファレンスも充実しているのも良い点です。内科はややハイパーな印象ですが、土日祝は基本的にフリーでオンオフのメリハリもつけられます。少数精鋭であり、手技も豊富に経験できます。研修医自ら主体的に診療できて、個人のやる気に応じてどこまでも成長できる研修プログラムが練られていると感じました。2年目はほぼフリーであり、研修医の希望もほぼ通るようです。
試験内容
■面接
学生1人: 面接官3人
将来の医師像など、一般的な質問で約10分
■筆記
医師国家試験の過去問から30問
■小論文
なし
■その他
なし