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研修医インタビュー特集

一つひとつの症例を経験するごとに、
大きな手ごたえと自信を得られる環境

慶應義塾大学病院 初期研修医 井関先生

大学病院で稀少疾患や高度な医療に向き合えることは、研修医として働く上で大きなモチベーションにもつながるもの。
今回は、慶應義塾大学病院を研修先に選び、学生時代から志望していた産婦人科の専門コースで修練を重ねる、2年目の井関先生にお話を伺ってみました。

医師を目指されたきっかけ、今の研修先を選ばれた経緯について教えてください。

井関:

私の祖父が開業医をしていたので、その影響が大きかったですね。私が生まれたときには祖父はもう亡くなっていて、小学生の頃に医院も取り壊されてしまったのですけれど、それにもかかわらず「もう一度診察をお願いします」と遠方の患者様から電話がかかってくることがしばしばあり、すごいなと思っていました。高校生になって進路を考えるとき、祖父のことを思い出して、「祖父のような医師になりたい」と医師を志したのです。今でも「一番尊敬している医師は?」と聞かれれば、祖父と答えますね。

研修先を選ぶ上では、学生実習の際に行った産婦人科に興味を持っていて、産婦人科、中でも不妊治療に強い当院を最終的に選びました。市中病院か大学病院かで迷った部分もあるのですが、研究もやりたいという思いや、医師としてのベースになる部分をじっくり固めてから現場で動けるようになりたいという思いがあり、大学病院を選びました。私は埼玉医科大学出身ですが、出身大学にずっといると、知り合いが多く勝手もわかっているだけに、ぬるま湯に浸かってしまうのではないかなと思ったことも理由のひとつです。そのまま残るともう外に出ることは難しいだろうなと考え、外の大学に出ようと決めました。

1年目の研修を振り返って、思うことなどをお聞かせいただけますか。

慶應義塾大学病院 初期研修医 井関先生 井関:

これは研修に入る前から感じていたことですが、やはり慶應のネームバリューはものすごく強いですね。研究が非常に盛んですし、臨床でも珍しい症例が多く、それだけに世論を動かせるくらいの影響力を持っていると感じました。研修をしていても、一つひとつの症例の手ごたえがとても大きいです。ではコモンな症例は診られないかというと、そうではありません。10日に1回程度まわってくる救急外来の当直でしっかり診ることができます。とてもバランスがとれています。

当直については、最初は恐る恐るでした。ただ、基本的には研修医数名と救急の指導医の先生2名くらいで一緒にやるので、非常に守られた環境だったと思います。上の先生方に都度相談できるのでずいぶん恵まれていたと思います。良い環境で経験を積むことができたからこそ、今は当直の中に楽しみを見つけられるようになりましたし、後輩に教える上での責任感も身につきました。

振り返ってみると、いろいろな「流れ」を必死で自分の中に叩き込んだ1年だったと思います。病棟でのこと、診療について、あるいは生活リズムの作り方についても、個人的にはこの「流れ」をつかむことがとても大事だと思っています。一連の「流れ」を経験し、自分のものにしておくと、後輩に聞かれたときでも「こういうときはこうすればいい」と自信を持って答えられますし、自分の中にも余裕が出てきます。あわせて生活リズムの作り方もとても重要ですね。たとえばカンファレンスの前日は友人との予定を入れないようにする、当直前日はしっかり寝るなど、経験していくなかで、体調管理も含め、生活の流れやリズムのようなものが身に付くようになりました。

現在の1日のおおまかなスケジュールを教えてください。

井関:

これは日によっても違いますし、科によっても違います。最近の私の例で言えば、だいたい朝6時頃に起きて、7時には病院に着いて病棟の患者さんのところをまわります。それからカルテを書いて、落ち着くのが8時半くらいです。その頃になると指導医の先生方も来られるので、患者さんの病態を報告します。体調の悪い患者さんがいらっしゃれば、「こうだったのですが、どうすればいいでしょう?」「こう思っているのですが、これでいいですか?」といった相談をして、アドバイスをいただきます。

9時からは私は今産婦人科にいるので、手術に入ったり外来のお手伝いをしたりということが多いですね。その後、指導医の先生と病棟の回診をして、テープをはがしたり管を抜いたりといったことをやります。そういう業務が落ち着くのがだいたい12時頃で、昼ご飯を食べ、午後からは翌日以降の準備や勉強をします。どの科でもそうですが、午前中が一番忙しいです。検査やレントゲンなどの結果が出て報告しなければいけなかったり、採血にまわらなければいけなかったりと、研修医の業務が結構集中しています。その代わり午後は比較的余裕があって、夜も19時か20時頃には帰っているので、メリハリはありますね。内科をまわっていた頃だと17時か18時には帰っていました。

求める学生像などはありますか?

慶應義塾大学病院 初期研修医 井関先生 井関:

何か1つでも具体的な関心事を持ってきて欲しいですね。たとえば、漠然と「産婦人科を見たい」というのではなくて、「帝王切開を見たい」「どんな流れで診療するのか知りたい」「研究について知りたい」といったアピールをしてもらえれば、こちらも「じゃあ手術を見に行っておいで」「外来を見学しておいで」「リサーチパークをまわっておいで」と具体的なアドバイスができますから。見学に来るにしても、実際に研修に入るにしても、そういう姿勢でいる方が、絶対に得るものは大きいと思います。

学生の方々に向け、アドバイスやメッセージをお願いします。

井関:

私もそうでしたが、学生実習はとても大事で、自分の適性や志向を見極める貴重な機会だと思います。たとえば「自分は外科に向いてそうだな」とか、「オペ室が苦手だから内科かな」とか、「研究に興味があるから大学院に進みたいな」といったように。

病院見学に行くのであれば、そういう適性や志向をはっきりさせた上で行った方が絶対有意義なものになります。個人的にお勧めしたいのは、学生実習の後に病院見学に行くことです。自分の方向性がある程度でも定まっていれば、どんな病院で何を見るか、誰にどんな話を聞くかといったことが明確になりますし、最終的に後悔のない選択ができると思います。ぜひ積極的に足を運んで、現場の動きを体感してみてください。どんな座学よりも、大きな学びになると思います。

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