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研修医インタビュー特集

圧倒されるほどの高度医療と日々向き合い、
自分の知識を深めていく醍醐味

日本医科大学付属病院 初期研修医 加藤先生

臨床の場で学んだことを自分の知識として蓄えていくには、並々ならぬ努力が求められるもの。
今回は、母校である日本医科大学の大学病院を初期研修先に選び、日々それを実践されている2年目の加藤先生にお話を伺ってみました。

研修先として、大学に残ることを選択された経緯について教えてください。

加藤:

私は6年生の11月頃までバドミントンの部活をやりたかったため、病院見学は大学から近いところを中心にまわりました。重視していたのは、外科系が強く・大きいところをというポイントです。もともと外科系志望で耳鼻科を考えていたので、耳鼻科もしっかりしているところをという希望もありました。
ただ、あまり最初から専門に特化した研修は望んでいなかったので、ある程度フレキシブルな研修ができる場をと考えていて、絞っていくうちに母校に残る形になりました。

2年目を迎えられた今、1年間の研修を振り返って思うことなどを教えていただけますか。

加藤:

研修医になった当初のモチベーションを1年間保つのはなかなか難しいと思わされましたね。というのも、贅沢なことですが、医療が高度すぎてついていけないのです。とくに高度救命救急センターの医療は高度なだけでなく、疾患の種類も全科にわたるようなところがあります。
たとえば今日勉強した症例が明日から使えるとは限りません。三次救急でPCPSをまわしているような症例を身近で見て、自分も対応していると度胸もつきますし、高度かつ多彩な症例を日々見られるという意味では、ものすごく豊富な経験を積めて勉強にもなります。ただ、同じ症例を積み重ねていくような手ごたえがなかなか持てなくて、その点では悩んだ時期もありましたね。

日本医大の研修医は、仕事が終わらなくて帰れない、日をまたぐということはないので、自分でフィードバックする時間を充分に取ることができています。救急に限らず、どの科でも高度かつ多彩な症例と向き合う日々で、1つの科をまわるのが1~2ヶ月程度だったので、ぼんやりしていると前にまわった科のことを全部忘れてしまっているということも起こり得ます。
だから振り返る時間はすごく重要で、経験した症例はもう一度カルテを読んだり本で調べたり、上の先生に聞いたりして、確実に自分の知識として裏打ちすることを心がけていました。それを重ねるうちに、モチベーションが保てるようになってきましたね。

研修に入って初めて気づいた、母校の大学病院の魅力はどんなところですか?

加藤:

一番の魅力は、経験できる手技の多さです。中でも「研修医といえばCV」と言われているくらいCVを入れる機会が多く、病棟をまわっている間だけでも既に10本くらいは経験しました。それに加えて、1年目後半の高度救命救急センターでも20~30本くらいのCVをみっちり経験できます。
エコーの実習も、首と心臓とお腹を各1回ずつ、それぞれ丸一日ずつかけて症例検証していくというのがあります。ここまで充実しているのは、日本医大ならではじゃないでしょうか。

また、地域医療のスケールも圧倒的です。選択できるエリアが、南は沖縄から北は山形まで、八丈島などの離島も含め、30病院ぐらいあります。私は、離島研修もぜひ行ってみたいですね。
離島だと生活リズムもまた違って、オフの日の楽しみ方などが変わってくると思います。一方で、休日でも「心筋梗塞の急患が出た!」と駆けつけなければいけないことも、もちろんあるでしょう。そういう離島医療ならではの使命感や責任感も体感したい気持ちはあります。

将来の進路については、どのように考えていらっしゃいますか?

加藤:

耳鼻科か頭頸部外科に進むつもりです。いろいろ理由はありますが、まずどちらも1つの科の中で全く違う臓器をいくつも扱っていて、これから40年50年と医師をやっていく上で飽きることがないだろうなと思うのです。耳鼻科について言えば、聴こえない、においがわからない、といった身近な部分を治療することで患者さんに喜ばれるというのが大きな理由です。
また、今になって思うのは、私は末期癌の患者さんと向き合っていきたいという気持ちもあること。そうなると、より多くの患者様を診ることができるのは、誰にとっても身近な耳鼻科だということがわかったのです。まだ迷っている部分も多少はありますが、恐らくはこのまま大学に残って、耳鼻科に入局する可能性が高いと思っています。

学生の方々に向け、アドバイスやメッセージをお願いします。

加藤:

日本医大はアットホームな雰囲気で、研修医が大切にされているという恵まれた環境にあるのですが、だからこそ「やる気のある人に来て欲しい」と思っています。そういう人間が集まれば集まるほど、より一層多くのことを指導医の先生方が教えてくださいますし、経験できる手技もどんどん充実していくのを私自身、実感しているからです。

日本医大の研修医は、強制的に何かをやらされるようなことはありませんが、自発的に「これをやりたい」という意欲を持っている人間とそうでない人間との成長スピードの差は歴然としています。その意味で、同じ研修を受けていても、どれだけのことを学び身に付けられるかは、個々の取り組む姿勢次第です。時間的な余裕もあり、チャンスの多い環境だからこそ、ぜひ積極的な姿勢で研修に臨んで欲しいと思いますね。

また、学生のうちは、ぜひ部活を心置きなく、悔いの残らないようにやってください。海外旅行も3か国ぐらい行っておくといいと思います。学生だからできることは、しっかり学生のうちに全力でやっておくことをお勧めしますね。

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