公立学校共済組合 中国中央病院

この研修プログラムの特徴

　
　
　本プログラムは日本専門医機構・日本内科学会の整備基準を満たす研修プログラムとなっている。
　中国中央病院は、地方都市の中核病院であるため、common disease から、内科Subspecialty専門医を必要とする疾患まで、比較的幅広く行うことが可能となる。基幹施設においては、内科領域のうち、消化器、内分泌、代謝、腎臓、呼吸器、血液、アレルギー、膠原病、感染症について、十分な症例を経験することができる。
　内科研修は各分野のローテーションではなく、各分野を並行して研修を行う方式としている。
　循環器領域、神経領域と、それに関連する救急については、連携施設で十分に経験を積むことが可能となる。神経領域は大田記念病院と、循環器領域は福山循環器病院と連携を行う。
　地域医療については、地方都市の中核病院である当院並びに連携施設においても経験は可能ではあるが、特別連携施設での研修を取り入れることにより、高齢化社会、医療資源の限られた領域（僻地医療）での総合内科医としての経験を積むことが可能となる。福山市北部に隣接する神石高原町の神石高原町立病院、福山市の北西部に隣接する府中市の府中市民病院においての研修を行う。
　内科サブスペシャリティー研修も希望に応じて同時並行が可能となる。基幹病院（当院）で研修可能な内科サブスペシャリティー領域には、次のものがある。血液、呼吸器、腎臓、糖尿病、アレルギー、リウマチ、消化器。また連携施設である大田記念病院では神経、福山循環器病院では循環器が可能となる。