埼玉医科大学総合医療センター(埼玉県川越市)
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埼玉医科大学総合医療センター(埼玉県川越市)

さいたまいかだいがくそうごういりょうせんたー しょうにか

【新専門医制度】埼玉医科大学総合医療センター小児科専攻医プログラム

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一般小児病棟です。2020年4月に改築され新しくなりました。
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世界最大級のNICUです。
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院内には、ドクターヘリが常駐しています。PICU医が乗ることもあります。
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上空からの当院の写真です。
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川越の古い街並みは、関東有数の観光地です。
■ 病院情報ここをチェック!
指導医数
(2020年度時点)
38名
在籍研修医数
(2020年度時点)
卒後3年次の在籍研修医数
4名
■ 採用関連情報
病院見学実施日
随時可能です(土日祝日除く)。
採用予定人数 9名
試験応募締切日
専攻医制度に準ずる
試験日程
無し

専門研修・サブスペシャルティ

診療科:小児科

基幹施設/連携施設
基幹施設
連携施設
埼玉県済生会川口総合病院埼玉医科大学病院埼玉医科大学国際医療センター帝京大学医学部附属病院、イムス富士見総合病院
ローテーションスケジュール
ローテーション・スケジュールを見るアイコン
症例数
症例数を見るアイコン
サブスペシャルティ
周産期専門医(新生児)、小児循環器専門医、内分泌代謝科(小児科)専門医、救急科専門医、集中治療専門医、など

■ 診療科情報

診療科名 病床数 医師数 指導医数 平均外来患者数 平均入院患者数
小児科 173床 49.0名 38.0名 100.0名/日 100.0名/日
その他の診療科情報はこちらアイコン

この研修プログラムの特徴

<埼玉医科大学総合医療センター小児科の特徴>
・圧倒的な症例の多さ(300万人以上の人口圏をカバー)
一次小児救急から三次小児救急まで全て網羅(365日24時間稼働:小児救急外来年間6500人以上受診)
一般小児部門36床/年間入院数1200人以上
世界最大級のNICU(51床)+GCU(30床)/新生児部門年間入院数750名以上
・埼玉県内初の小児集中治療ユニットPICU(16床)
・小児/新生児の救急対応・蘇生処置の習得が可能
・医療型障がい児入所施設(カルガモの家)を併設
・研究部門併設(論文作成・博士号取得が可能)
・結婚後の働き方の選択が可能
海外留学可(2020年4月時点2名海外留学中:豊富な紹介先と経済的サポート)
都内から1時間のアクセス(埼玉県川越市)

大学病院でありながら市中病院の機能を兼ね備え、豊富なcommon diseaseを診られます。
→小児科医として最も大事なプライマリーケア能力が身に付きます。

また、希少疾患も多く、英語論文指導も充実していますので、小児科専門医取得の為の論文作成に困ることはありません。

3年間の当科の研修は、
一般小児部門を12ヶ月間、新生児部門(NICU)6~12ヶ月間、小児集中治療部門(PICU)3ヶ月間、医療型障碍児入所施設(カルガモの家)3ヶ月間、小児循環器部門1ヶ月間、埼玉医科大学病院小児科・埼玉医科大学国際医療センター小児腫瘍科/小児心臓科のうち1科を3ヶ月間、残り2~8ヶ月間自由選択、となっています。
3年間埼玉県外への出向はなく、落ち着いて研修を受けることが出来ます。

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■ こだわりポイント

  • 症例数が多い
    300万人の人口圏をカバー、小児一次救急~三次救急までカバー、一般床36床、NICU51床、PICU16床
  • 福利厚生が充実
    学会・研究会の年会費、学術集会参加費・交通費・宿泊費医学、医学書籍購入費の補助有り、海外留学費用の補助有り
  • 積極的に手技ができる
    症例数が豊富なため、手技を行う機会が多く、早く救急対応・蘇生処置を習得する事が出来ます。
  • いろんな大学から集まる
    20か所以上の大学卒の医師が集まっています(2020年4月時点所属常勤医師)。学閥はありません。

■ 一般小児部門の週間スケジュール

8時00分~
一般小児部門及びPICU部門の入院症例報告
8時00分~
一般小児部門及びPICU部門の入院症例報告
8時00分~
一般小児部門及びPICU部門の入院症例報告
8時00分~
一般小児部門及びPICU部門の入院症例報告
8時00分~
一般小児部門及びPICU部門の入院症例報告
8時00分~
一般小児部門及びPICU部門の入院症例報告
日直体制
午前
8時30分~
チームカンファ・回診
8時30分~
チームカンファ・回診
8時30分~
チームカンファ・回診
8時30分~
チームカンファ・回診
8時30分~
チームカンファ・回診
8時30分~
チームカンファ・回診
日直体制
午後
16時~
チーム回診
16時~
チーム回診
16時~
チーム回診
16時~
チーム回診
13時~困難症例検討会・指導医レクチャー
16時~
チーム回診
12時終業
日直体制
夕方
17時終業
当直体制
17時30分~
抄読会・学術集会予演会
(18時00分頃終了)
当直体制
17時終業
当直体制
17時終業
当直体制
17時終業
当直体制
当直体制
当直体制
各自、月~土のうち外勤が週1日有り。

研修環境について

責任者
森脇 浩一 (運営責任者)
責任者の出身大学
東京大学
当科病床数
173床
当科医師数
49.0名
当科平均外来患者数
100.0名/日
当科平均入院患者数
140.0名/日
在籍指導医
(2020年度時点)
38名
主な出身大学 秋田大学,山形大学,千葉大学,埼玉医科大学,慶應義塾大学,昭和大学,帝京大学,東京大学,日本医科大学,日本大学,聖マリアンナ医科大学,新潟大学,信州大学,福井大学,浜松医科大学,名古屋市立大学,島根医科大学,岡山大学,香川大学,大分大学,大分医科大学,鹿児島大学,その他

<上記詳細(常勤医のみ抜粋。カルガモの家・研究部門を含む。退職者を除く。)>
東京大学5名、浜松医科大学2名、福井大学2名、岡山大学2名、埼玉医科大学10名、他の大学は全て1名ずつ。その他は、Cairo大学(エジプト)。
様々な大学の出身者が居り、学閥は一切ありません。
専攻医・後期研修医
(2020年度時点)
合計 11名

卒後3年次の専攻医・後期研修医数
4名 (男性 2名:女性 2名)
主な出身大学山形大学,獨協医科大学,帝京大学,信州大学

卒後4年次の専攻医・後期研修医数
3名 (男性 2名:女性 1名)
主な出身大学山形大学,埼玉医科大学

卒後5年次の専攻医・後期研修医数
4名 (男性 3名:女性 1名)
主な出身大学山形大学,埼玉医科大学,その他

「出身大学その他」は、Semmelweis大学(ハンガリー)。
カンファレンスについて
<一般小児部門>
新規入院症例カンファ(毎朝)、入院中症例カンファ(毎週1回)
外来症例カンファ(月2回)、多職種のチーム医療カンファ(月2回)
<新生児部門(NICU+GCU)>
朝回診(毎日)、新生児部門症例検討会(毎週1回)
周産期部門全体(産科、産科麻酔科、小児外科と合同)のカンファ(毎週1回)
<小児集中治療部門(PICU)>
入院症例カンファ(毎朝)、症例により随時看護師との合同カンファ
<一般小児部門・新生児部門・小児集中治療部門・小児循環器部門・研究部門共通>
抄読会・学術集会予演会(毎週1回)、困難症例検討会(毎週1回)
研修後の進路
当院小児科常勤医(サブスペシャルティ専門医取得目的の関連施設への出向も可)。強制的な出向はありません。海外留学も積極的に行っています。埼玉県では「医師育成留学支援事業補助金制度」があります。詳しくは、https://www.pref.saitama.lg.jp/a0709/ryugakusien.html、をご参照下さい。
関連施設
埼玉医科大学病院
埼玉医科大学国際医療センター
埼玉県立小児医療センター
国立成育医療研究センター
東京都立小児総合医療センター
帝京大学医学部附属病院
長野県立こども病院
関連大学医局
埼玉医科大学,帝京大学
留学の可能性
あり
海外の関連施設
The Hospital for Sick Children(Toronto, Canada)

給与・処遇について

給与
卒後4年次(月給/年収)
月給 -円/年収 10,000,000円
卒後5年次(月給/年収)
月給 -円/年収 10,000,000円

年収は、賞与・日当直料・通勤手当・住宅手当・外勤(週1日)の給与を含む。
詳細につきましては、お問い合わせください。

また、埼玉県の専攻医奨学金給付、さらに返還免除制度があります。埼玉県内所属の小児科・産科・救命救急科の専攻医は、埼玉県から毎月最大20万円の奨学金の貸与を受けられます(最大3年間、計最大720万円)。さらに一定の条件を満たすと、返還免除となります。
<返還免除の条件>
専攻医研修(3年間)終了後、埼玉県内の病院にて小児科・産科・救命救急科を専門として、貸与期間の1.5倍の期間を勤務した場合(2年間借りた場合、3年間)。
詳しくは、http://www.pref.saitama.lg.jp/a0709/kensyushikin-annai/index.html
をご参照ください。
医師賠償責任保険
各自が加入しますが、大学と契約している業者があり、料金は比較的安価となっています。
宿舎・住宅
あり
住宅補助 27,000円/月

初期研修医用宿舎有り、住宅手当有り、通勤手当有り

社会保険
私学共済組合に加入します。健康保険、厚生年金、労災保険、介護保険、雇用保険あり。
福利厚生
学会・研究会の年会費の全額補助有り
医学書籍購入代の補助有り
海外留学費用の一部補助有り
白衣3着の無償提供有り(クリーニング代無料)
小児用聴診器1本プレゼント(約11000円相当)
学会補助
あり

年一回まで国際学会出張旅費・宿泊費・学会参加費補助有り
年二回まで国内学会出張旅費・宿泊費・学会参加費補助有り
当直回数
お問い合わせください。
当直料
30,000円/回

日直料は、10000円。日当直の場合、合計40000円となります。
詳細につきましては、お問い合わせください。
休日・有給
有給休暇は、年間10日間確保できます。

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
随時可能です(土日祝日除く)。
当直・救急見学:あり
見学時交通費補助:あり

交通費を全額支給致します。病院併設の宿舎に宿泊が可能です(無料)。
お気軽に下記の、小林信吾までお申し込み下さい。
ご希望があれば、当科医師数名との食事会も用意致します。川越の名店で美味しい食事をしながら、先輩医師から色々な話を聞くのは如何でしょうか。進路・結婚・子育ての不安にもアドバイス致します。
試験・採用
試験日程
無し
選考方法
面接
採用予定人数
9名

運営責任者による面接のみ。見学時に可能。筆記試験無し。
採用予定人数:1年当たり最大9名

■募集科目
小児科
(一般小児部門、新生児部門、小児集中治療部門、小児循環器部門、医療型障碍児入所施設、研究部門)
昨年度(旧制度)の受験者数
4名

山形大学卒1名、信州大学卒1名、獨協医科大学卒1名、帝京大学1名
応募関連
応募締切
専攻医制度に準ずる
応募連絡先
小林 信吾
TEL:049-228-3550(小児科医局秘書室)
E-mail:shingok@saitama-med.ac.jp

研修医の方へメッセージ

どのような小児科医を目指すか? ―埼玉医科大学総合医療センター小児科の特徴について―
教授/運営責任者森脇 浩一 出身大学 : 東京大学
皆さんは小児科医の到達目標という文書を見たことがあるでしょうか。これは日本小児科学会が1984年に初めて制定しその後何回か改訂しているものですが、専門医の研修目標の基礎となっています。その最初に個別の技術や知識ではなく「小児科専門医の医師像・到達目標」という項目があります。あらためて項目を挙げますと、

Ⅰ 子どもの総合診療医 (1)子どもの総合診療医、(2)成育医療、(3)小児救急医療、
(4)地域医療と社会資源と活用、(5)患者家族との信頼関係
Ⅱ 育児・健康支援者 (1)プライマリ・ケアと育児支援、(2)健康支援と予防医療
Ⅲ 子どもの代弁者 (1)アドヴォカシー(advocacy)
Ⅳ 学識・研究者 (1)高次医療と病態研究、(2)国際的視野
V 医療のプロフェッショナル (1)医の倫理、(2)省察と研鑽、(3)教育への貢献、
(4)協働医療、(5)医療安全、(6)医療経済

あまりにも広範で圧倒されそうですが、専攻研修開始時に渡される小児科専攻医臨床研修手帳に記載されています。
当教室には、一般小児部門、新生児部門(NICU)、小児集中治療部門(PICU)、小児循環器部門、重症心身障害児入所施設、研究部門といろいろな部門があります。それぞれがある程度は独立して仕事をしていますが、全体としては一体として運営しています。その中での研修で上に述べた「小児科専門医の医師像・到達目標」を目指すことになります。
埼玉医科大学総合医療センターには高度救命救急センター、総合周産期母子医療センターがあり、一般小児部門・NICU・PICUとも救急、急性期の医療を行っていますが、退院後のフォローアップや在宅医療などにも力を入れています。重症心身障害児入所施設のカルガモの家では必ずしも100%の回復ができなかった急性期以後の患者さんを診ていますし、新生児疾患、循環器疾患を中心とした研究部門もあります。医療技術が進歩した現在、1人の医師が多分野の最先端にキャッチアップするのは不可能だと思いますが、チームとして患者の最善に尽くすことはできると思います。当科では、個別の知識や診療技術の取得もさることながら、到達目標に示されている医療人としての姿勢を学んでもらえればと考えています。それぞれの部門で多様な診療経験を積むだけではなく、協働して患者に当たる姿勢、また自己研鑽を積みながら生涯成長を続ける姿勢を運営責任者として望んでいる次第です。
埼玉医科大学小児医療センター小児科の研修を受けて
助教森田 真知子 出身大学 : 浜松医科大学
小児科医としての第一歩を歩むべく、縁もゆかりもない埼玉の地で小児科専攻医として働き始めて2年半が経ちました。当院の後期研修プログラムでは、新生児、一般小児、小児集中治療、循環器、重症心身障害と幅広い研修を経験することができます。また、臨床に力を置く一方、臨床/基礎研究も盛んで、多くの学会発表や論文作成の機会に恵まれました。
この2年半でたくさんの子どもたちと関わってきましたが、その中でも特に記憶に残り、私の成長の支えとなってくれた子がいます。
それは、まだ研修始めの1年目の当直中にお産に立ち合い、蘇生を行なった児です。基礎疾患のある児で、研修始めの私が担当になると決まった時は不安でしたが、精一杯のことをしようと心に決めたことを今でもはっきり覚えています。最初の基礎疾患関連のICは、緊張感で一杯でした。手術の際には小児外科医との連携・意思疎通の重要さを実感しました。受け入れきれない母親との向き合い方や、在宅に向けた調整など、たくさんのことを実際の体験の中で学ぶことができました。2年目の小児科研修中にその児は一般病棟へ転棟し、その後、自宅退院を見届けられた時は、嬉しさの反面会えなくなる寂しさもあったのが本音です。その後は月1回の在宅医療支援入院で自宅での目まぐるしい発達に感銘を受けました。3年目の重症心身障害者施設での短期入所の際には、病院とはまた違った、より自宅に近い姿を見ることができました。
出生からこれまでの研修2年半、常に私の中には彼女がいました。会うたびに彼女なりに少しずつ成長・発達していく姿に刺激を受け、果たして自分は少しでも成長できているのかと、自分の今と向き合うことができました。このように、出生から在宅医療までに関わることができ、様々な部門が連携している当院で研修できたことに感謝の気持ちで一杯です。
厳しくも優しい先生方、温かい目で助けてくださった多職種の方たち、勉強させてもらった子どもたちのおかげで、2年半前には縁もゆかりもなかった彩の国が、今では私にとってとても大切な場所となりました。 
そんな埼玉県は、人口10万人あたりの小児科医数が非常に少なく、全国で最下位レベルだという問題点を抱えています。これから先、小児科医という立場から埼玉を「one team」として盛り上げる原動力になれるよう、切磋琢磨し実力を身につけていこうと思います。
(2019年11月日本小児科学会埼玉県地方会ニュースレターNo.54巻頭言「令和時代に彩の国で小児科専門研修中の若手医師による巻頭言」より転載)
埼玉医科大学小児医療センター小児科の研修環境について
助教西村 恵理 出身大学 : 埼玉医科大学
症例数が豊富なだけでなく、小児科各領域の専門医が揃い専門性の高い診療を行っています。また、2016年に開設されたPICUや世界最大クラスの病床数を持つNICUは病的小児搬送の受け入れ先として、埼玉の小児救急医療の一翼を担っています。
当院には小児外科もあり、小児外科疾患も豊富に経験でき、小児科後期研修には最適の環境が整っています。
また、学会発表、論文発表等の学術面の機会にも恵まれています。
教育熱心で自由な雰囲気が出来上がっており、明るく楽しくチームワーク良く、そして時には厳しく指導していただいております。
研修では毎日が試行錯誤の日々ですが、様々な経験を通して、小児科医として、そして人として成長できる環境が揃っています。
当院で、患者さんのために成長するやりがいを共に感じることのできる新たな仲間にお会いできることを心より楽しみにしております。
専攻医急募!埼玉の子ども達の為に一緒に働きましょう!
講師岩本 洋一 出身大学 : 埼玉医科大学
 埼玉医科大学総合医療センター小児科は、埼玉県の小児医療施設の中でも、多くのベッド数・入院患者数および外来患者数を誇ります。
一般小児部門にて行っている一次小児救急外来では、walk inの患者さんを豊富に診ることが出来、気管支喘息・肺炎・ウイルス性胃腸炎・手足口病・ヘルパンギーナ・インフルエンザウイルス感染症といったcommon diseaseから、川崎病や腸重積や虫垂炎などの見逃してはならない疾患まで、小児科医として基本的な経験を十分に積むことが出来ます。新生児部門では、世界最大クラスの51床のNICUを保有し、年間約800例という豊富な症例があります。小児集中治療部門は、16床のPICUを有しております。
 よって、小児・新生児の気管挿管・中心静脈ライン確保・動脈ライン確保といった手技の機会が豊富なため、これらの手技の習得が可能です。さらに、全身の循環呼吸管理法を学ぶことが出来ます。
 埼玉県の医師数は、都道府県別人口あたりとして、全国最下位に位置しております。埼玉県では、小児科医数も慢性的な不足状態となっています。当科は多数の小児科医が在籍しますが、それでも多数の患者数に対しまだまだ医師が足りておらず、これをご覧になっている皆様の手を必要としています。是非、埼玉県の子ども達の為に一緒に働きましょう。多数の方の病院見学をお待ちしております。
埼玉医科大学総合医療センター小児科の特徴について
名誉教授田村 正徳 出身大学 : 東京大学
当教室は、先進医療、高度医療に取り組んでいます。そのひとつはNICUとPICUです。NICUはNICUだけで51床、GCUを含めると81床となり東洋一の大きさとなります。当教室のPICUは2016年に稼働し始め、その特徴は、外部からの救急を受け入れる点であり、そのような対応を取っているPICUは全国的に見ても当教室を含め7ヵ所と、非常に数が少ないのが現状です。ヘリポートを有しているので、ドクターヘリで搬送された小児救急患者の対応もでき、そういった点では、アメリカ型の本格的なPICUを実現しており、多様な経験を積めます。また、海外から研究特任講師を招くなど臨床と直結した研究にも力を入れています。もう1点、当教室の特徴としては、小児の在宅医療に積極的に取り組んでいる点が挙げられます。急性期医療では、命は助かっても障害が残って人工呼吸器をつけたまま退院せざるを得ないケースなども多々あります。また、人工呼吸器は外れても、在宅酸素療法を必要とする症例は、ある一定の割合で生じてしまうことは避けられない現状があります。そうしたお子さんは在宅で看護もしくは介護する必要があります。現在の日本では、高齢者の場合、介護保険制度があるためそうした在宅医療に対しても補助があり、訪問看護ステーション、訪問介護ステーション、在宅療養支援診療所といったさまざまな高齢者の在宅医療をサポートする仕組みが整っています。しかしながら、小児にはそうした制度がなく、子どもが病気をしたときは母親が看るのが当たり前といった慣習に頼っているのが日本の文化といってもいいでしょう。そうした慣習は良い面がありながらも、母親や家族の負担が非常に大きいという問題も一方で生じてしまいます。たとえば、人工呼吸器をつけたまま退院するケースでは、夜中に気管を切開した部分の吸引をするために何度も起きなければならず、十分な睡眠時間が確保できない、または外出もままならないという状況に陥ることも決して少なくありません。当教室でも、そうした問題に何度も気づき、今回総合周産期母子医療センターの倍増に着手した際には、重症心身障害児施設を併設することを要望し承認されました。重症心身障害者施設では、NICUでまだ退院ができない患者を受け入れ、落ち着いたら退院するという活用の仕方がひとつと、退院後でも短期入所が可能なので、母親をはじめ家族が看護を休める時間をつくること(レスパイト)に活用してもらうこともできます。そういった意味でも、在宅医療を推進するうえで、重症心身障害者施設は非常に大事な位置づけとなっており、そうした施設を有している大学病院は全国的に見ても当院だけではないかと思います。また、5年前からは日本小児在宅医療支援研究会を立ちあげ、当教室が中心になって運営しており、全国的な規模で今後も小児在宅医療を牽引してまいる所存です。
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埼玉医科大学総合医療センター(埼玉県川越市)
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