西宮市立中央病院

この研修プログラムの特徴

【研修目標】
当院外科は、大阪大学医学部外科学講座から派遣されたスタッフが診療業務にあたっています。消化器外科、乳腺外科、呼吸器外科、一般外科が中心で、基本的には、3年間の研修で外科専門医の修得が可能です。特に痛くない手術を基本コンセプトに低侵襲手術チームを中心とした内視鏡手術の習得に重点をおいています。また心臓・大血管外科、特殊救急・災害外科などの当院で研修が出来ない領域は、大阪大学医学部の全面的なバックアップ体制により研修が可能です。

取得可能な主な資格は以下のとおりです。

外科専門医・消化器外科専門医・乳癌学会認定医・内視鏡外科学会技術認定医・呼吸器外科学会専門医・大腸肛門病学会専門医・癌治療学会専門医・マンモグラフィー読影医・消化器病学会専門医

【診療内容と特徴】
外科では、当院の外科修練カリキュラムに則って研修して頂きます。また、定期的にクルズスを開催して外科の基本的な知識と技術を習得してもらいます。研修終了後の進路については各自の希望にそって指導医が親密に相談にのります。大学に帰学して医学博士を目指す人も応援します。更に、大阪大学外科学講座への入局も可能です。

今、話題の内視鏡手術においては、全国でも数少ない内視鏡外科学会技術認定医が丁寧に技術指導し、認定取得なレベルまで育成する予定です。もちろん各疾患には、それぞれ専門医・指導医がいて資格取得に向けて丁寧に指導していきます。

【学会発表・論文発表】
手術だけではなく、学会発表・論文発表も積極的に行っています。毎年、主要な国内学会はもちろん国際学会にも積極的に参加しております。

【最後に】
内視鏡外科学会技術認定医、マンモグラフィー読影試験Ａ判定医、日本癌治療学会臨床試験登録医など他の施設にはない技術をもったスタッフがいます。病床数はコンパクトですが、症例は実に多種多様です。また、いわゆる高度先進医療を行う専門病院とは異なり、内視鏡手術を中心に自ら術者になれる手術が多く、むしろ有利です。自信をもって当院外科での後期研修をお勧めします。