医療法人社団 顕鐘会神戸百年記念病院

（1）【地域との密接な関係を保ち、かかりつけ医としてのプライマリ・ケアを実践します】当院は、「地域になくてはならない病院」を理念に掲げ、地域の患者がいつでも安心して受診できるように「かかりつけ医」のシステムをとっています。研修医は、研修期間中に日常診療で高頻度に遭遇する幅広い疾病を経験し、それに対応する能力と思いやりの心を身につけます。（2）【地域の2 次救急医療を担当します】当院は地域医療を担い、24時間体制をとっています。研修医は時間内救急医療を上級医とともに担当し、夜間救急は副直として指導医の指導を受けながら、救急搬送者の緊急度、重症度、診断法を確実に把握する訓練を受けるとともに、広範囲な疾患に対応する能力を身につけます。（3）【各診療科間の交流がスムーズで幅広い研修が可能】内科系では細分化することなく総合内科としての体制をとっており、幅広い疾患に対処できる診療能力を身につけるとともに、各領域の専門家の指導を受け、専門医療の研修も可能。また、研修医1名を指導医1名が担当し、きめ細やかな指導を基本としています。（4）【病理解剖を重視する】病理解剖は、死にいたった病態の過程を正確に理解し反省することで、今後の医療に生かすことを目的としており、当院の医療の質を高めるために必要と考えています。また、剖検の了解を得るためには患者ご本人および家族との信頼関係の構築が大切であり、人格の面でも、医師としての資質向上が必要です。（5）【コ・メディカルとの協調、援助によるチームワーク医療を基本としています】医療現場や会議に参加する際に、コ・メディカルの意見をまとめ、次の指示を出すなどリーダーシップを発揮するために、リーダーシップをとれる医師としての人格の涵養が必要です。

病院から徒歩5分のワンルームマンション（アンジュカネボウ）も35m2と広く、バス・トイレが別々になっているのが気に入りました。学生気分から、社会人としてのマナーを含め、最初から指導にあたっていただいた指導医の先生方、そしてコ・メディカルの方々に感謝しています。2年間の初期臨床研修を終えたころには、立派な医師としての顔をもっていることでしょう。何事にも積極性と熱意があれば、指導医の先生はきっと答えてくれるでしょう。研修中は、肉体的にも精神的にもたいへんなことがありますが、そこを踏ん張ることが何より重要です。悩んだり、不安に思った時に相談できる同期や先輩方、コ・メディカルの方々が当院にそろっています。ともに研修できる日を楽しみにしています。