東邦大学医療センター大森病院
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東邦大学医療センター大森病院

とうほうだいがくいりょうせんたーおおもりびょういん

東邦大学医療センター大森病院 総合診療科(内科)研修コース 矢印他の研修プログラム

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東邦大学総合診療科は内科専門医コースと総合診療専門医コースから、自由に選択できます。また、日本全国に連携施設があり、首都圏と僻地からも選択できます。多様性を重んじる医局です。
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毎年、石垣島胃カメラ検診をみんなで行っています。一人が1週間滞在し、70-90名に内視鏡検査を行います。指導医とレジデントがペアで参加し、胃カメラ技術を習得します。写真は指導医を患者さんにして、胃カメラ研修を行っているところです。
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総合診療科の診療、教育、研究を支えている指導医たちです。多様性を重んじる東邦大学の指導医はとても個性的です。研修医ーレジデントー指導医のチーム制です。朝カンファからチーム回診、チームカンファ、全体カンファまで、ともに汗を流し、一緒に試行錯誤を繰り返す家族のような関係です。学会発表や論文作成、さらに基礎研究まで指導する体制になっています。YouTube 「東邦大学総合診療」には各指導医からのメッセージが載っています。是非ご覧ください。
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総合診療のメッカである沖縄中部病院と太い繋がりがあり、これまで徳田安春先生、金城紀与史先生に客員教授となっていただいております。5月にも金城先生が講演に来てくださいました。
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「何でも診たい,治したい」というマインドは医師を志す原点です.しかし,原点が大きく揺らいでいるように思います.患者の要求も多様化し,想定外のトラブルを回避する意識も働き,最も自信のある疾病のみを診療する「過度な専門医志向」が加速しています。しかし、素晴らしいスキルを身につけても、だれも受診しようと思ってくれない診療では、専門医として社会に貢献することはできません。総合診療専門医あるいは総合診療医が保持する内科専門医は、断る理由にならない唯一の専門医です。社会のニーズはここにあるのです。
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16世紀から,科学的解析方法の主流は還元論でした.デカルトが主張した,「問題をできるだけ多くの,かつ解くために必要なだけの小部分に分割する」という手法に象徴されます.物理学は還元論では説明しきれない現象が多い生物学との距離を縮めることにより,大きく変化してきました.細胞間だけではなく,個体が相互作用することは何となく経験から理解されています.物理学では1915年に寺田寅彦が世界に先駆けて,数多くのコンポーネントから構成され,単純な規則のみで制御装置やリーダーの存在しない集合体の複雑で組織化されたふるまいを生む複雑系システムの研究に取り組みました.その手法は複雑系の数多くのデータを集め,統計学的解析を徹底して行うという,臨床医学と同様な方法でした.
 一方,複雑系の代表とされる生体システムについては,この100年でさらにパーツを分ける還元論的手法が隆盛を極めてきているようです.できるだけ同じ細胞の集団(臓器)に分解して解析する臓器還元論,さらに疾患毎に細分化する疾患還元論が今も保守本流です.今後は臨床医学も還元論から脱皮し,細胞間・臓器間相互作用を考慮した複雑系科学へ踏み出す可能性が高く,その先頭を走るのが総合診療医と考えています。
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臓器別専門医が集まっても、総合診療はできません。専門領域はひとつの脳に統合されて、はじめて新たな思考回路が得られ、機能できるのです。
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なぜポリープが発育するのか?なぜ、形態が違うのか?癌はどうして均一に発育しないのか?どうしてシマウマに縞模様ができるのか?どうして皮疹はびまん性に生じないのか?など、シンプルが疑問には、数理モデル研究で答を導く研究を行っています。紙と鉛筆でできる研究も総合診療科の醍醐味です。
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フィードバック機構が生命維持の基本であるヒトにおいて、現在の状況から未来を予想する漸化式モデルを使うと、すべての疾患が単純な係数で表現することができます。なぜ、今発症したのか?なぜ、症状に共通性と個人差があるのか?なぜ重症度に差があるのか?など、解釈モデルの確立を積極的に行っています。
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医局のすべてがわかるポスターです。医局の雰囲気、指導医やレジデントの人柄が伝われば、とても嬉しく思います。
■ 病院情報ここをチェック!
指導医数
(2017年度時点)
9名
在籍研修医数
(2017年度時点)
卒後3年次の在籍研修医数
2名
給与 卒後3年次(月給/年収)
月給 202,000円/年収 -円
■ 採用関連情報
病院見学実施日
随時行っています。
採用予定人数 6名
試験応募締切日
東邦大学医学部 卒後臨床研修/生涯教育センターのホームページをご覧ください。
試験日程
東邦大学医学部卒後臨床研修/生涯教育センターのホームページをご覧ください。

この研修プログラムの特徴

<1~2年目>
■施設
東邦大学医療センター大森病院 総合診療科(内科)
■期間
1年  「総合診療専門医プログラム」と「内科専門医プログラム」を自由に選択できます。
■習得内容
頻度の高い疾患から診断困難な患者までを対象とした入院および外来での一般内科の診療能力を養う。同時に、症例報告を中心に学会発表、論文作成を指導医とともに行います。この年は「日本ヘリコバクター学会認定 除菌認定医」を取得できます。

<2~3年目>
沖縄県立中部病院・石垣島八重山病院・済生会横浜市東部病院・菊名記念病院、さんむ医療センター、JCHO湯河原病院、関東労災病院、大森赤十字病院、川崎幸病院、新潟けいなん病院、にて内科および総合診療研修を行います。 総合診療プログラムでは、在宅医療や僻地医療にも取り組んでいただきます。内科プログラムでは、外来研修にも注力していただきます。この間には、英語での症例報告を必須にしています。日本内科学会、日本病院総合診療医学会、日本プライマリケア学会などで積極的に発表をお願いします。

<3~5年目>
大学内の専門内科(消化器・循環器・呼吸器・神経・血液・膠原病)へのローテーションをそれぞれ3-6ヶ月単位にて希望により行います。また、総合診療プログラムでは小児科および皮膚科・耳鼻科また整形外科・放射線科への研修も可能です。症候診断学に必要な超音波は大学の生理機能検査部で、内視鏡検査は石垣島胃カメラ検診などにより習得していただきます。その他、各自将来の目的にあった研修を実施できるように柔軟に考えています。この時期には、臨床研究のテーマをみつけていただき、東邦大学総合診療・救急医学講座の抱負な患者データを用いて、論文を作成していただきます。当科では基礎実験や動物実験も行っていますので、将来研究の道に進むことを考えている先生には、大学院を選択することもできます。現在は2名が大学院生として、専門医取得のためのトレーニングをしながら研究も行って、二刀流にチャレンジしています。

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■ こだわりポイント

  • 関連病院が多い
    沖縄県立中部病院、石垣島八重山病院、JCHO湯河原病院、菊名総合病院、さんむ医療センター、羽田空港クリニック、青森県深浦診療所など、全国に多彩な病院と連携。
  • 症例数が多い
    年間外来数45000名、入院1200名を数え、大学病院総合診療科では最多
  • 指導体制が充実
    臓器別専門医の取得も積極的にサポート。これまで、糖尿病専門医、腎臓専門医、がん薬物療法専門医、感染症専門医、救急医学会ICLSディレクター、内科学会JMECCインストラクターを育成しています。
  • その他
    学位取得もサポート。臨床研究から動物実験、GC-MS、数理モデルなど自由に研究活動ができます。

■ 研修医T先生の週間スケジュール

8:30からの朝カンファで、夜間の緊急入院患者さんのwork upの方法、治療方針について全チームが参加して話し合います。その後、チームに分かれてカンファレンスを行い、チーム回診を行います。基本的にチーム回診は朝と夕方の2回です。外来は問診だけでなく、救急車の診療を指導医とともに行います。超音波検査に興味のあるT先生は、腹部・心臓・甲状腺の超音波研修も行っています。土曜日は朝、若手の抄読会を開催し、基本的なスキルを確認しています。

朝カンファレンス
朝カンファレンス
朝カンファレンス
朝カンファレンス
朝カンファレンス
抄読会
午前
チーム回診
外来
チーム回診
チーム回診
外来
チーム回診
午後
救急外来
チーム回診
超音波検査
救急外来
チーム回診
夕方
教授回診入院カンファレンス
症例検討会
詳細は東邦大学医学部卒後臨床研修/生涯教育センターのホームページに掲載の後期研修プログラムをご覧ください。

研修環境について

責任者
瓜田 純久
責任者の出身大学
東邦大学
当科病床数
50床
当科医師数
13.0名
当科平均外来患者数
120.0名/日
当科平均入院患者数
45.0名/日
在籍指導医
(2017年度時点)
9名
主な出身大学 弘前大学,埼玉医科大学,東京慈恵会医科大学,東邦大学,金沢医科大学,岐阜大学,滋賀医科大学

指導医は日本病院総合診療専門医9名、日本内科学会総合専門医6名、認定医3名、日本プライマリケア指導医1名、日本消化器内視鏡学会指導医3名、日本感染症学会専門医1名、腎臓専門医1名、糖尿病専門医1名、がん薬物療法専門医1名、核医学専門医1名、超音波専門医1名、消化器病専門医3名、H.pylori除菌認定医7名
後期研修医
(2017年度時点)
合計 6名

卒後3年次の後期研修医数
2名 (男性 2名:女性 -名)
主な出身大学東邦大学

卒後4年次の後期研修医数
4名 (男性 4名:女性 -名)
主な出身大学東邦大学

卒後5年次の後期研修医数
0名 (男性 -名:女性 -名)

カンファレンスについて
毎日(休日を除く)AM 8:30~9:00 朝カンファレンス
 朝、夕 2回  チームカンファレンス
月曜日PM 6:00~ 全体カンファレンス
土曜朝      抄読会
関連施設
沖縄県立中部病院 総合内科
済生会横浜市東部病院
さんむ医療センター
関東労災病院
大森赤十字病院
菊名記念病院
川崎幸病院
石垣島八重山病院
沖縄県立北部病院
関連大学医局
弘前大学,昭和大学,東邦大学,横浜市立大学,東海大学,九州大学
横浜市立大学糖尿病内科、東邦大学医療センター佐倉病院内分泌内科およびその関連施設で、内分泌専門医・糖尿病専門医研修を2名の医局員がお世話になっています。
昭和大学関連の川崎幸病院、沖縄中部病院において、腎臓専門医の研修ができ、これまで3名がお世話になっています。
東海大学循環器内科で、1名が専門研修を行いました。
九州大学総合診療科において、感染症専門医、肝臓専門医、消化器病専門医研修ができます。
留学の可能性
あり

給与・処遇について

給与
卒後3年次(月給/年収)
月給 202,000円/年収 -円
卒後4年次(月給/年収)
月給 207,000円/年収 -円
卒後5年次(月給/年収)
月給 212,000円/年収 -円

■賞与:なし
医師賠償責任保険
個人で加入。
宿舎・住宅
なし

紹介、斡旋あり

社会保険
各種保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
福利厚生
契約保養施設あり 優待料金にて利用可能
学会補助
あり

各医局にて補助金制度あり
当直回数
診療科により異なる

病院見学・採用試験について

病院見学
病院見学実施日
随時行っています。
当直・救急見学:あり
見学時交通費補助:なし

ご希望の日程をお知らせ頂けましたら、調整をし随時対応致します。
試験・採用
試験日程
東邦大学医学部卒後臨床研修/生涯教育センターのホームページをご覧ください。
採用予定人数
6名

面接及び小論文(予定)
採用予定:6名
昨年度(旧制度)の受験者数
2名

応募関連
応募締切
東邦大学医学部 卒後臨床研修/生涯教育センターのホームページをご覧ください。
応募連絡先
東邦大学医学部 卒後臨床研修/生涯教育センター
TEL:03-3762-4151
E-mail:ttec@jim.toho-u.ac.jp

研修医の方へメッセージ

医師を志したマインドを「総合診療」に込めて
教授瓜田純久 出身大学 : 東邦大学
写真
 東邦大学総合診療科の歴史は平成15年4月に杉本元信先生が教授に就任され、総合診療・急病センターを開設した日に始まりました。平成17年に靑森で開業していた瓜田純久が助手として大学に復帰し、現在の体制になりました。宮崎泰斗医局長(感染管理部副部長)を筆頭に、個性的な指導医がサブスペシャリティをもって総合診療に取り組んでいます。石井孝政助教(循環器)、前田正助教(感染症)、佐々木陽典助教(腎臓)、貴島祥助教(がん治療)、竹本育聖(糖尿病)が指導医となり、指導医-レジデント-研修医によるチーム医療を行っています。朝カンファ、チーム回診、教授回診、全体カンファによる診療・教育体制となっています。臨床での疑問点を解決するため、研究活動も活発に行っています。次世代シークエンサーやGC-MSなどを用いた基礎研究も行い、臨床へのフィードバックを行っています。
 自ら率先して外来・入院診療を行う実践型指導医が多数在籍しており、外来患者の90%,入院患者の85%が総合診療科で治療が完結しています。専門診療科がより専門性を高めることができるように、総合診療科の守備範囲を大きく広げるように努力しています。多くの疾患や症候は、医師の力量や地域差の影響がないように、国際的な診療指針ガイドラインが定められ、画一的な診療が進められています。しかし、ガイドラインの通りに診療を進めても、身体の不調の原因がわからない場合、診断がついても症状がよくならない場合が少なくありません。慢性疾患では経過とともに問題点が変化し、異なる治療が必要となる場合もあります。また、高齢化とともに複数の病気に悩まされる方が多くなるのは容易に理解できます。東邦大学総合診療科には、複数の疾患に悩む方、そして専門診療科で診察しても原因が明らかではない方、多くの画像診断で異常がないのに調子が悪い方など、多くの方が北海道から九州までの広い地域から紹介されてきます。
 専門医資格を持っていても、患者さんが「診てほしい」と思えなければ、その力を発揮できず、自分ための資格になってしまいます。動もすると、断るための資格になりかねません。様々な専門医資格のなかで、総合診療専門医は「謝絶する理由にならない唯一の専門医資格」とも言えます。新専門医制度ではローテートが義務づけられていますが、多くの患者さんの信頼を得て地域に根ざした先生の診療スタイルは、医局員にとって学ぶべき点が極めて多く、大変期待しています。医師の素顔や家族が見える医療は、医師が移動しない安心感・信頼感を与え、より全人的な治療へと繋がっていきます。高度急性期医療を担う大学病院で初期研修を行った医師をさらに進化させ、不十分な医療環境においても次善の医療を提供し、患者さんや地域のニーズに応えることができる力量とマインドを涵養することを目指しています。病院総合診療医と家庭医の両者で社会に貢献できるハイブリッド総合診療医を目指しています。
 「何でも診たい,治したい」というマインドは医師を志す原点ですが,近年,原点が大きく揺らいでいるように思えます.患者さんの要求も多様化し,想定外のトラブルを回避する意識も働き,最も自信のある疾病のみを診療する「過度な専門医志向」が加速している現状です.高度に発展した医療を行うため,病院は機能を特化し,役割分担も進んできました。しかし、医療環境は大きく変化しており、あらゆる医療環境において,包括的医療を実践できる医師が求められています。病院内と社会で総合診療医が担うべき役割は大きく変化しており,社会ニーズに応えられるように,我々総合診療医も進化しなくてはなりません.
東邦大学医療センター大森病院
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