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緊急調査!医学生のコロナワクチン接種状況は? 〜最新動向レポートを公開!〜 |
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%%name%%様 お世話になっております。レジナビReport編集部の春日です。
レジナビReport第二弾では、全国の医学部4年生〜6年生の接種状況の最新動向をお届けいたします。
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今秋、全国5都市でレジナビFairの開催が決定いたしました。
病院と医学生の双方にとって安心・安全な開催を行うため、新型コロナウイルスワクチンの大学ごとの接種状況や、大学の行動制限などを調査するアンケートを実施しました。
■調査期間:2021/5/31〜2021/6/5 ■調査対象:各大学の医学部4〜6年生(学年から1名以上) 256名
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5・6年生は7月中に2回目の接種がほぼ完了
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まずは、各大学の学年別のワクチンの接種状況をみていきます(図1)。
採用試験を迎えている6年生は、約7割が2回目のワクチンまで接種済みで、残りの3割も接種予定日が既に決まっています。
今後の接種予定日についてもヒアリングしたところ、ほとんどの大学が6月中に接種を完了しているようです。
5年生については、一部の大学では接種日が未定ではあるものの、ほとんどの大学で2回目の接種が済んでいるか、7月中には接種を終える予定の大学が9割以上という結果でした。
一方4年生は、2回目の接種完了の見込みが立っている大学は半数以下で、1回目の接種が終わっていない大学もまだまだ多い状況です。
早いところでは4年生の夏休み明けから病院実習が開始される大学もありますので、今後ワクチン接種が急速に進んでいくものと考えられます。
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都市部で先行してワクチン接種が進む
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つづいて、大学の所在地域別のワクチンの接種状況をご覧ください(図2)。
接種が最も進んでいるのは関東地方で、66%の大学が2回目までの接種を済ませており、4年生の接種についてもほかの地域と比べて進んでいる傾向にあります。次いで接種率が高いのが北海道・東北地方(50%)、中部地方(38%)と続きます。
ほかの地域と比較して接種率が低いのは中国・四国地方で、2回目が終了している大学は16%にとどまっています。近畿地方はエリアによって多少差はあるものの、接種率は中部や九州・沖縄と同程度であり、これから急速に接種が進んでいくのではないかと思います。
※大学が特定できないよう、地方区分を6つに分けて集計しています※
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では、大学は医学生に対しどのように行動に制限をしているのでしょうか。
イベントや病院見学など、大学から移動や行動に制限は出ていますか?という質問に対して、まったく制限がないと回答しているのは3割程度で、7割以上の大学では県外移動や病院見学など、何らかの行動制限が設けられています(図3)。
行動制限がある大学の中でも、「緊急事態宣言中は病院見学は禁止だが、宣言解除後は県外県内問わず可能」「県外の病院見学は学務に申請すれば可能」など、状況によって変わる場合や大学によって制限の仕方が異なっているようです。
いかがでしたでしょうか?
今回は医学部のコロナワクチン接種状況をレポートしてまいりました。
アンケート調査時には緊急事態宣言下の地域もありましたが、現在は状況も変化しているかと思います。
今後の病院見学の受け入れや医学生との面談の方針を決める際に、参考材料の一つとしてご活用いただけますと幸いです。
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