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南魚沼市立ゆきぐに大和病院
 事務長 米山 恒夫 様   農村検診センター長 黒木 昌寿 様
【インタビュー】
当病院はもともと初期研修医というものを独自には取っておらず、以前は大学からのローテーションを受けていました。しかし大学も今はスタッフ不足で、人が送られてこなくなったので今回このセミナーに参加しました。当病院の強みは、介護・福祉などを含めた地域医療を実践できる病院であるということです。地域医療に関心を持ち実践したいという医師の方がいれば、それに対する指導や受け入れ体制は整っています。もともと当病院は介護保険を制度化するにあたって、モデル病院として最初に立ち上げられた介護・福祉の病院です。地域で介護・福祉を一体化するという理念のもとに立ち上げ、それが全国のモデル事業となったのです。この事業により介護保険や老人保健が制度化されたという背景があります。スタッフに関しても看護、リハビリ、検査も病院全体でひとつのゴールを見据えているので連携もよく、問題なく動いています。今も介護保険制度などが立ち上がっていますが、それに関しては先端を行く病院であると自負しています。
加えて当病院では病気になる前の段階、予防医学にも力を入れていますが、最近の専門医志向の高まりの中で改めて研修医の先生方に対する、予防医学のアピールが必要になってきたと感じています。この2年間の初期研修制度は、プライマリケアの中での予防医学が広く認知される追い風になるのではないかと思っています。今後は若い先生方が予防医学に興味を持ってくれるように、このようなセミナーの場で第一線の病院が何を行っているかという情報を積極的に伝えていきたいと思っています。
専門医資格というのは非常に大事で大切な資格ですが、その資格を十分に活かせる場というのは限られています。今の研修医の先生方には、その資格を十分に活かし、充実した生活を送ることが出来る場をもっとたくさん知ってもらいたいです。
【病院データ】
■院  長: 斎藤 芳雄
■所在地: 〒949-7302 新潟県南魚沼市浦佐4115番地
■病床数: 199床

■病院の特徴
南魚沼市立ゆきぐに大和病院は、「自分たちの健康は自分たちの手でつくろう」「予防と治療と福祉の一体化」を基本理念として活動している、「南魚沼医療福祉センター」の中核施設です。「南魚沼医療福祉センター」は当院と、特別養護老人ホーム、農村検診センター、訪問看護ステーション、ヘルパーステーション、在宅介護支援センターで構成され、これらの施設は互いに連携を図り、地域住民の予防と福祉を含めた、地域包括医療(総合医療)の推進基地として活動しています。
当院の医師、歯科医師、リハビリスタッフは、定期的に特別養護老人ホーム入居者や在宅療養患者の往診を行い、また健康教育活動や住民健診、がん検診などの農村検診センターの保健業務に参加し、地域包括医療(総合医療)の中心的担い手として活動しています。併せて、当院はへき地医療拠点病院の指定を受け、無医地区への巡回診療も行っています。
全国的な高齢化は当地域にも及び、高齢者に対する福祉や医療は大きな社会問題となっています。「南魚沼医療福祉センター」は、全国に先がけてこの問題に取り組んできており、多くの実績を上げてきました。当院は地域の中核病院として高度医療を提供する一方で、疾病の背景にある家庭や地域社会の問題にも配慮し、予防・治療・福祉の一体化を目標とした医療を実践しています。
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