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- Runners~研修の現場から
- 第4回
- 「患者さんが望む生き方ができるよう、寄り添う医療を行いたい」
- 亀田総合病院初期研修医 西田 大輔 先生

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Profile
- 西田 大輔 先生(1978年生まれ)
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- 2008年 鹿児島大学医学部卒業
- 2008年度~ 亀田総合病院初期研修医
初期研修先選びについて
- Q 研修先を選ぶ際に、どのようなことを心掛けましたか?
- やる気、個性ある医師同士がそれぞれの強みを活かし、お互いの弱みを補い合いながら成長していける、そんな環境で研修したいと思っていましたので、候補として考えていたのは伝統的に屋根瓦方式を採用している若手医師の多い病院でした。
- Q 情報収集はいつ頃から、またどのようにされましたか?
- 意識し始めたのは、臨床の勉強が始まった頃でした。ちょうどその頃、部活や勉強会でお世話になっていた研修医の先輩が病院に遊びにおいでと誘ってくれたので、4年次の夏期休暇を利用して病院実習を開始しました。そこで目の当たりにしたのは、第一線で処置をし、診断プロセスに関わる生き生きとした研修医の先生方の姿でした。その後も先輩や、講演会などで出会った先生方を頼って病院を訪れ、現場でさらに新しい情報を入手して再度同じ病院を訪問するなどの体験を通じて、自分が将来目指す医師像に応じた病院情報を収集していきました。
結局、マッチング試験を受けた病院は、麻生飯塚病院、亀田総合病院へ数回、その他の病院には1回見学に訪れました。はじめは感染症科の見学で訪れた亀田総合病院で、神経内科も有名だとお聞きして再度訪問したことが現在の私の関心につながっているように、直接病院へ足を運んで興味のある診療科での勤務を見学、実習することは、情報収集の方法として有効なのではないでしょうか。 
- Q 研修先選択の決め手は何でしたか?
- 次の3つの条件を満たしていたことです。
1.研修医の先生が忙しくても疲弊していてもやる気に満ちて生き生きとしているということ
2.その地域で最後の砦になりうる病院であること そうすることで患者さんの経過を追ってゆくことができると考えています
3.志望科である神経内科の症例数と疾患の種類が幅広いこと、教育体制が充実していること、です。 - Q 試験はいかがでしたか?
- 亀田総合病院と聖路加国際病院は、どちらも医師国家試験の必修問題レベルを中心としたマークシート方式の試験を受け、その後面接といった流れでした。
亀田総合病院は筆記試験を受け、すぐに面接試験でした。私の時の面接官は、院長、志望科の診療科部長、教育担当の先生を中心とした5人の先生でした。教育担当の先生が「西田君は病院でよく顔を見たね」と言ってくれて話しやすくなったのを覚えています。英語面接もありましたので、前日に外国の友人と電話で1時間程度医学の話をして「準備万端」のつもりでしたが、実際の面接内容は「志望科で何をしたいのか」とか、「学生時代に何をしたか」などで、英語で伝える意欲があるかどうかということを見たかったのだと思います。
聖路加国際病院の筆記試験はすぐに合否判定を行い、筆記の合格者が面接に進みます。面接で質問される内容はどちらの病院も志望動機やどんな医師になりたいかなどですので、事前に提出したエントリーシートを面接試験前に読み直して本番に備えました。質問に答える際には、病院の特徴を踏まえて表現を変化させるなど少しだけ工夫しましたが、根本は全くブレませんでした。
後期研修先選びについて
- Q 後期研修先選びについてはどのようなことを心掛けていますか?
- 後期研修では神経内科とリハビリテーション科で十分に経験を積みたいと思っていますが、今のところ亀田総合病院にシニアレジデントとして残るか、大学に入局するかで迷っています。教育体制、症例数で考えると亀田総合病院は魅力的なのですが、神経内科は研究も大切なので、腰を据えて研究が行える大学にも魅力を感じています。
その他

- Q 初期研修において気をつけた方がいいことはありますか?
- 燃え尽きないことだと思います。特に研修が始まったばかりの時期には、初めての環境に慣れず目の前のことをやるのが精一杯で、目的やモチベーションを見失う時期もあるかと思います。私の場合、それを防ぐために過去の記録を読み返すことを実行しました。特に日記やエントリーシートを読み返すことで、自分の描いた将来像を再確認できましたし、気持ちの整理もできました。
後輩の皆さんへのメッセージ

- 私の場合、きっかけは先輩やたまたま出会った先生でしたが、レジナビフェアなどの病院説明会などできっかけを見つけてみるのもいいかもしれません。そしてそのきっかけで自分のやりたいことができそうだなと(直感的にでもいいので)感じたなら、自分の足で研修病院を訪問し、1週間くらい院内の雰囲気を体験し、研修医がどう働いているかを実際に見て、質問をして、肌で感じて、「自分に合う病院」を選ぶのが大切ではないでしょうか。
次回の「Runners~研修の現場から」もお楽しみに。
