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- Runners~研修の現場から
- 第1回
- 「大勢の研修医の中で、多種多様な価値観に触れ成長させてもらっています」
- 日本赤十字社医療センター後期レジデント 林 伸宇 先生

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Profile
- 林 伸宇 先生(1981年生まれ)
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- 2007年医師免許取得
- 2007年度~2008年度 東大病院初期研修医
- 2009年度 日本赤十字社医療センター後期レジデント
初期研修先選びについて
- Q どのような研修先を探していましたか?
- 主な基準が2点ありまして、1つは研修医が多いこと、もう1つはアカデミックな経験ができることでした。たくさんの同僚と切磋琢磨することが医師として財産になると考えていましたので、なるべく研修医の多い施設を希望していました。また、アカデミックという点では、大学病院を念頭に置いていました。

- Q 情報収集はどのようにされましたか?
- 一番役に立ったのはクチコミです。友人や先輩からの主観的な情報には、なるほどと思えることがありました。他にはレジナビフェア(右写真参照)で初めて会った研修医の先生に伺った話も参考になりましたね。
- Q 見学、試験、マッチングはどうでしたか?
- 病院見学は、5年生の夏休みに東大病院と国立国際医療センター、6年生の春休みに三井記念病院とNTT東日本関東病院を訪問しました。試験については、三井記念病院で自己アピールする時間をいただけたのですが、分かりやすい話をと思い、キャプテンを務めていた部活で、ある大会で優勝した経験についてお話しました。3名が一緒に面接を受ける形式だったのですが、他の方もほぼ同じ内容で、あまりアピールにならなかった思い出があります。
またマッチング登録は全部で10程度で、千葉大病院と東大病院のプログラムに絞りました。ちなみに東大病院には、たすきがけで三井記念病院の研修も受けるプログラムがありました。
後期研修先選びについて

- Q 研修先選びで何を基準にしましたか?
- 初期修了後は、大学院に進むかどうか、そもそも何科を選ぶかという点が主となると思います。基礎研究をするならば大学院に所属するのが一番だと思いますが、私はまず臨床をと思っていました。医学研究の特徴は、「なぜこんなに苦しんでいる患者さんの病因が分からないのだろう」などの思いをもって取り組める点だと思いますが、それは臨床知識を十分に培ってからでも遅くないことだと思います。
- Q 見学や研修先を選んだ決め手について教えて下さい。
- 初期研修2年目の8月に一度見学して、気に入ったのでそこに決めました。基礎的な内科の力や救急対応の力をつけられる、かなり自由にプログラムが組める、1年毎に契約更新できる、という3点が決め手になりました。また、糖尿病の専門医資格が取れることも魅力でした。
研修において大切なこと
- Q コミュニケーションについて特に心掛けていらっしゃることはありますか?
- すぐに思い浮かぶのは、朝早く患者さんの起床頃に会い、また夜は就寝頃に会うことを毎日行うことですね。患者さんは一日中担当医に見守られているような気持ちになれます。他にも「患者さんを名前で呼ぶ」、「オープン/クローズクエスチョンの使い分け」、「看護師さんは経験を積まれた方として敬い、勉強させていただくという気持ちをもつ」、「検査部への用事は、ちょっとしたことでも直接足を運ぶようにする」など、患者さんだけでなくコメディカルへの心掛けも意識して実行しました。
- Q 研修を通して、どのような点が成長されたと思われますか?
- 医師としての振舞い方、考え方、基本的な技術は、初期研修の始め頃に比べると成長したと思います。ときに厳しく感じられたこともありますが、今後さらに厳しい環境におかれても耐えられる下地が作られたと思えば、むしろありがたい経験でした。今後は、まず救急患者への対応能力を磨いていければと思っています。
最後に、後輩の皆さんへメッセージをお願いします
- 「医者を目指す者は、どんなにつらくてもそれ以上に充実した日々が送れると、私は思っています。
一生懸命に患者さんに寄り添って、がんばりましょう。」
次回の「Runners~研修の現場から」もお楽しみに。


